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重症熱傷患者の転送時期についての検討
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Yuichi Kuroki
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2015年10月23日 日本救急学会学術集会で口演予定
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重症熱傷患者の転送時期についての検討
1.
当院に転送された 熱傷患者 についての検討 JCHO 中京病院 救急科 黒木雄一
上山昌史 大須賀章倫 中島紳史 宮尾大樹 松浦裕司 大西伸也 米田和弘
2.
所在地:名古屋市南区 病床数:663床 救命救急センター(2003年~) • ICU12床(うち熱傷ベッド4床) • CCU6床 •
HCU14床 屋上ヘリポート所有
3.
8名の救急科スタッフが重症熱傷患者の主治医として全身管理 や手術を行い,状態安定後に形成外科に転科する体制をとって いる.
4.
5.
熱傷患者の転送時期について • 転送を受ける立場としては,ファーストタッチを できるだけ早くしたい. • しかし,熱傷の場合,搬送に耐えられる状態まで 安定化させるのに時間を要することもある.
6.
目的 当院に転送された重症熱傷患者の 転送時期について検討する.
7.
熱傷患者(2001-2014) N=1306 n=933 重症熱傷? (熱傷面積≧15% and/or 気道熱傷) 転送? n=365 yes yes 対象
8.
方法 • 診療録をもとに,受傷から当院到着までにかかった 時間を計算した. • 転送時期に影響を与える因子について,後方視的に 検討した.
9.
受傷から当院到着までの時間 4h未満(n=199) 55% 4-8h(n=63) 17% 8-24h(n=47) 13% 24h以上(n=56) 15%
10.
4h未満 n=199 4h以上 n=166 P値 年齢 55 [0-94]
52 [0-93] 0.975 性別,男 (%) 131 (65) 112 (67) 0.824 熱傷面積, % 27 [0-95] 28 [0-93] 0.909 Burn Index 15 [0-95] 18 [0-90] 0.571 PBI 74 [4-165] 75 [6-150] 0.923 気道熱傷(%) 129(64) 84(50) 0.008 Burn Index (BI)= III度熱傷面積+II度熱傷面積×1/2 PBI(Prognostic BI)= 年齢+BI 値は中央値 [最小値ー最大値]で表示(以下同様)
11.
4h未満 n=199 4h以上 n=166 P値 受傷原因 (%) 0.237 火焔
133 (66) 104 (62) 高温液体 44 (22) 34 (20) 化学 2 (1) 5 (3) 爆発 11 (5) 11 (6) 電撃傷 0 (0) 3 (1) その他 7 (3) 9 (5) 不明 2 (1) 0 (0)
12.
4h未満 n=199 4h以上 n=166 P値 前医での処置 気管挿管 (%) 57
(28) 64 (38) 0.057 CVC留置 (%) 13 ( 6) 20 (12) 0.097 減張切開 (%) 0 ( 0) 8 ( 5) 0.001
13.
4h未満 n=199 4h以上 n=166 P値 転送元地域 (%) <0.001 愛知
151 (75) 73 (44) 三重 34 (17) 70 (42) 岐阜 11 (5) 14 (8) 静岡 2 (1) 5 (3) 滋賀 1 (0.5) 1 (0.6) 大阪 0 (0) 1 (0.6) 岡山 0 (0) 1 (0.6) 秋田 0 (0) 1 (0.6) 距離*(km) 24 [1-165] 42 [1-732] <0.001 *最初に受診した医療機関から当院までの陸路最短距離(Google mapを利用)
14.
4h未満 n=199 4h以上 n=166 P値 最初に受診した医療機関 (%) 0.296 クリニック
11 (5) 9 ( 5) 2次病院 97 (48) 68 (41) 3次病院 91 (45) 89 (53) 当院までの経路 (%) <0.001 1or2次→当院 107 (53) 64 (38) 3次→当院 91 (45) 89 (53) 1or2次→3次→当院 1 (0.5) 13 ( 7) 当院までの搬送手段 (%) <0.001 救急車 166 (83) 100 (60) ドクターヘリ 12 (6) 25 (15) 防災ヘリ 15 (7) 30 (18) 公共交通機関 または自家用車 6 (3) 11 ( 6)
15.
4h未満 n=199 4h以上 n=166 P値 受傷曜日 (%) 0.996 月曜日
30 (15) 23 (13) 火曜日 35 (17) 29 (17) 水曜日 24 (12) 22 (13) 木曜日 29 (14) 27 (16) 金曜日 26 (13) 23 (13) 土曜日 28 (14) 22 (13) 日曜日 27 (13) 20 (12) 夜間(17-9時)受傷 (%) 98 (49) 102 (64) 0.005
16.
多重ロジスティック回帰解析 【目的変数】 転送時期が受傷から4h以上=1,4h未満=0 【説明変数】 群間比較で有意差(P<0.05)があった変数: 「気道熱傷」「減張切開」「転送元地域」「距離」「経路」「搬送手段」 「夜間受傷」 オッズ比 95%信頼区間 P値 距離
1.020 1.010-1.030 <0.001 夜間受傷 2.080 1.290-3.340 0.002 経路:1or2次→3次→当院 9.230 1.090-78.4 0.04 経路:3次→当院 1.560 0.978-2.480 0.06 P値を用いたstepwise法による変数選択で抽出された説明変数
17.
75.90% 80.10% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 4h未満 4h以上 救命率 P=0.39
18.
考察 • 当院までの距離とともに,夜間の受傷は転送時期を遅らせる 要因になっていたと考えられた. 日中になるのを待ってから転送されるケースが多かったためと推察された. • 3次病院を経由したほうが転送時期が遅かった. 救命救急センターに搬送されると,十分な初期治療を行ってから転送する ためと推察された. •
ヘリの使用は転送時期を早める効果が認められなかった. ヘリ搬送に耐えられる状態にまで安定化させるのに時間を要することや, 飛行可能な時間帯が限られていることが影響していたと考えられた.
19.
結語 重症熱傷患者の転送時期には 転送距離や受傷時間帯とともに 各地域における救急医療体制が 関係していた可能性がある.
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