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三宅 陽一郎 @miyayou
2017.5.15
@小田急サザンタワー
人工知能のための哲学塾
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東洋篇 概論
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第一回 「荘子と人工知能の解体」
https://www.slideshare.net/youichiromiyake/ss-73165456
第二回 「井筒俊彦と内面の人工知能」
https://www.slideshare.net/youichiromiyake/ss-75970529
第三回 「仏教と人工知能」
https://www.slideshare.net/youichiromiyake/ss-77825112
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http://www.slideshare.net/youichiromiyake
y.m.4160@gmail.com
人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇
第四回 「龍樹とインド哲学と人工知能」
経歴
京都大学(数学) 大阪大学(原子核実験物理) 東京大学
(エネルギー工学/人工知能)
高エネルギー加速器研究所(半年ぐらい。修士論文)
http://www.facebook.com/youichiro.miyake
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コンテンツ
• 第一章 前回までの流れ
• 第二章 空の理論
• 第三章 仏教、特に中観派をめぐる認識論
• 第四章 持続と身体と精神
• 第五章 認識論と時間論
• 第六章 言語(ロゴス)と認識
• 第七章 中観思想
• 第八章 共創する場としての人工知能
• 第九章 縁起する場としての人工知能
• 第十章 情報処理から縁起する実体へ
• 付録メモ
第一章 前回までの流れ
LISP/ PROLOG
しかし人工知能は痩せ衰えている
人工知能
アルゴ
リズム
LISP/ PROLOG
しかし人工知能は痩せ衰えている
人工知能
アルゴ
リズム
プロセッサ上の簡潔なシステム。
プログラムをより効率化したい、
冗長性をなくしたい。
歴史的にはなんとかその時の実
現したい。
LISP/ PROLOG
しかし人工知能は痩せ衰えている
人工知能
アルゴ
リズム
プロセッサ上の簡潔なシステム。
プログラムをより効率化したい、
冗長性をなくしたい。
歴史的にはなんとかその時の実
現したい。
簡潔で、冗長性のない、
機能に特化した、
省メモリ、省計算の人工知能が
出来上がって行った。
(エンジニアだけで人工知能を
作ってしまった)
LISP/ PROLOG
しかし人工知能は痩せ衰えている
人工知能
アルゴ
リズム
「人工知能=考える存在」という思い込み
現象学を踏まえてあらゆる精神活動を知性に入れよう。
「知性体」としての母体がない。
知性の母体となる全体(混沌)を入れる必要がある。
西洋哲学編
東洋哲学編
世界
(大日如来、無、宇宙、混
沌)
東洋哲学
混沌
(理、道、無)
知能
(識)
分化
立ち返れ
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・身体
運動の
構成
センサー・身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
記憶体
情報処理過程 運動創出過程
身体部分
情報
統合
運動
統合
「構成的自己=知能」
の形成(創造)
「存在的自己・認識・記憶」
の形成(創造)
一なる全
(すべての源泉)
受け渡し
超時間的
自分を時間と世界
に投げ出す
物質世界
一なる全
知能の
極
自意識
より高度な知能
環世界的知能
存在のゼロポイント
知能の極点
環世界
超越からの
流れ
世界からの
流れ
世界とそれを超えた
流れの共創的存在
物質世界
自分自分の内側からの源泉
知能の
極
自意識
より高度な知能
環世界的知能
存在のゼロポイント
知能の極点
環世界
超越からの
流れ
世界からの
流れ
世界とそれを超えた
流れの共創的存在
人工知能モデル
人工知能モデル
存在を失う
=情報体の方向
存在を得る(受肉)
=世界への
埋め込みのベクトル
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
物質から精神へ
精神から物質へ
この二つのベクトルを人工知能の中に取り込む
人工知能モデル
存在を失う
=情報体の方向
存在を得る(受肉)
=世界への
埋め込みのベクトル
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
物質から精神へ
精神から物質へ
この二つのベクトルを人工知能の中に取り込む
世界とそれを超えた
流れの共創的存在
物質世界
一なる全
知能の
極
自意識
より高度な知能
環世界的知能
存在のゼロポイント
知能の極点
機能的
知能モデル
精神的
存在論的
知能モデル
環世界
物質世界
一なる全
知能の
極
自意識
より高度な知能
環世界的知能
存在のゼロポイント
知能の極点
機能的
知能モデル
精神的
存在論的
知能モデル
環世界
行為を生み出す流れ
物質世界
一なる全
知能の
極
自意識
より高度な知能
環世界的知能
存在のゼロポイント
知能の極点
機能的
知能モデル
精神的
存在論的
知能モデル
環世界
存在=自己を生み出す流れ
物質世界
一なる全
知能の
極
自意識
より高度な知能
環世界的知能
存在のゼロポイント
知能の極点
機能的
知能モデル
精神的
存在論的
知能モデル
環世界
行為(アポトーシス)と存在(ホメオタシス)の
連鎖が知性を作って行く。
人工知能モデル
存在を失う
=情報体の方向
存在を得る(受肉)
=世界への
埋め込みのベクトル
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
物質から精神へ
精神から物質へ
この二つのベクトルを人工知能の中に取り込む
自分自身を形成
する流れ
自分自身を形成
する流れ
人工知能モデル
存在を失う
=情報体の方向
存在を得る(受肉)
=世界への
埋め込みのベクトル
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
物質から精神へ
精神から物質へ
この二つのベクトルを人工知能の中に取り込む
自分自身を形成
する流れ
自分自身を形成
する流れ
自分自身を
共創する場
人工知能モデル
存在を失う
=情報体の方向
存在を得る(受肉)
=世界への
埋め込みのベクトル
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
物質から精神へ
精神から物質へ
この二つのベクトルを人工知能の中に取り込む
自分自身を形成
する流れ
自分自身を形成
する流れ
自分自身を
共創する場
=自分自身は
一瞬一瞬作られ
る存在である
人工知能モデル
存在を失う
=情報体の方向
存在を得る(受肉)
=世界への
埋め込みのベクトル
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
物質から精神へ
精神から物質へ
この二つのベクトルを人工知能の中に取り込む
自分自身を形成
する流れ
自分自身を形成
する流れ
共創する場
人工知能モデル
存在を失う
=情報体の方向
存在を得る(受肉)
=世界への
埋め込みのベクトル
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
物質から精神へ
精神から物質へ
この二つのベクトルを人工知能の中に取り込む
自分自身を形成
する流れ
自分自身を形成
する流れ
共創する場
自己顕現の流れ
共創する場
人工知能モデル
存在を失う
=情報体の方向
存在を得る(受肉)
=世界への
埋め込みのベクトル
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
物質から精神へ
精神から物質へ
この二つのベクトルを人工知能の中に取り込む
自分自身を形成
する流れ
自分自身を形成
する流れ
種子
自己顕現の流れ
共創する場
人工知能モデル
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
この二つのベクトルを人工知能の中に取り込む
自分自身を形成
する流れ
自分自身を形成
する流れ
種子
自分
行為
自己顕現の流れ
共創する場
人工知能モデル
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
この二つのベクトルを人工知能の中に取り込む
自分自身を形成
する流れ
自分自身を形成
する流れ
種子
自分
行為
自分自身を形成する
(認識もその一部。
自分自身としての認識
行為を形成する
(自分自身を
世界へ投げ出す)
自己顕現の流れ
共創する場
人工知能モデル
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
自分自身を形成
する流れ
自分自身を形成
する流れ
種子
自分
行為
自分自身を形成する
(認識もその一部。
自分自身としての認識)
行為を形成する
(自分自身を
世界へ投げ出す)
時間の作用に対して
ホメオタシス的衝動
アポトーシス的衝動
行動とは恒常性の破壊
形成とは変化の破壊
共創する場
人工知能モデル
トムアップの流れ
種子
自分
行為
自分自身を形成する
(認識もその一部。
自分自身としての認識)
行為を形成する
(自分自身を
世界へ投げ出す)
時間の作用に対して
ホメオタシス的衝動
アポトーシス的衝動
自己存在と
世界内存在が
融合する
(お互いが引き
戻し融合する)
人工知能の二つのプログラムの原理
経験の総体
S
(Body)
w
(World)
キャラクターと環境のインタラクションの中から、主体、客体、行動を
ビルドアップする = ①記号的アプローチ
唯識論世界は識から成り立つとする理論。
眼識
耳識
鼻識
舌識
身識
意識
阿頼耶識
(一切種子識)
末那識
感覚
(五識)
思考
自我執着心
根本心
表層心
深層心
言葉なしで対象を直接
に把握する。それぞれ
固有の対象を持つ。
五識と共に働いて感覚を
鮮明にする。五識の後に
言葉を用いて対象を概念的
に把握する
常に阿頼耶識を対象として
「我」と執する。
眼識ないし末那識を生じる。
身体を生じて生理的に維持して
自然をつくり出し、それを維持し
一切を生じる種子を有する。
見ている世界=行為される世界
知能
この力が時
もの・コト
常に現象を見
ているのだ
=現象を創り
出している
知能は世界も自分も作り出す
• 世界を創り出す=行動を創り出す=ものことを創り出す
自分自身の決定は自分の身体の境界まで
• 身体=意識の岸辺=世界という海から見た海岸
• 身体を動かそうとする。そのままの通りに動くわけではない
知能は自己を含んだ世界を創り出す
• 世界の変化に反射的に遅れるのではなく、
• 自分の運動そのものを含んだ世界を創り出すのが遅れるのだ。
身体の問題 = 身体の可能性
• 身体=内側から生きられる存在
• 認識=内側から創りだす世界
見ている世界=行為される世界
知能
この力が時
もの・コト
常に現象を見
ているのだ
=現象を創り
出している
世界全体を作る
(自分自身を含む)
自分の身体は自分でありながら、
完全にコントロールできるわけ
ではない
知能(動物)が世界を作る
• 世界を作る仕組みがある
• 行動を生成する力がある
http://animalkun.org/archives/1070
いろんな選択肢を考える
=いろんな世界の流れを創り出す
=世界生成をエンハンスする
そこに自分自身も含まれる
知能
行動も生成する
高度な知能は空間と時間を広げた
領域を生成するい
もの・コト
いろんな選択肢を考える
=いろんな世界の流れを創り出す
=世界生成をエンハンスする
そこに自分自身も含まれる
知能
行動も生成する
高度な知能は空間と時間を広げた
領域を生成するい
もの・コト
投げ出す
(=投与)
引き戻す
(=還元)
見ている世界=行為される世界
知能
この力が時
もの・コト
常に現象を見
ているのだ
=現象を創り
出している
行為によって世界が変わる
二つのアーキテクチャの試み
(1)無意識インタレース型アーキテクチャ(競合型)
現在の思考
常にあらゆる想定される事態について
分散して思考している=いつでも主導権を
握ろうとしている。
意
識
意
識
下
二つのアーキテクチャの試み
(2)生成・融合・減衰型のアーキテクチャ
知能
二つのアーキテクチャの試み
(2)生成・融合・減衰型のアーキテクチャ
知能
二つのアーキテクチャの試み
(2)生成・融合・減衰型のアーキテクチャ
知能
二つのアーキテクチャの試み
(2)生成・融合・減衰型のアーキテクチャ
知能
二つのアーキテクチャの試み
(2)生成・融合・減衰型のアーキテクチャ
知能
差延された過去が積み重なる
時間
我々は過去の反響の積み重なりの中で生きている。
t=k-1 t=k t=k+1 t=k+2
二つのアーキテクチャの試み
(2)生成・融合・減衰型のアーキテクチャ
知能
+ + +
現在の瞬間のAI
二つのアーキテクチャの試み
(2)生成・融合・減衰型のアーキテクチャ
知能
+ + +
現在の瞬間のAI
時間幅を持つ存在として(人工)知能を形成する
二つのアーキテクチャの試み
(2)生成・融合・減衰型のアーキテクチャ
知能
+ + +
現在の瞬間のAI
時間幅を持つ存在として(人工)知能を形成する
=デリダの言う過去が現在に染み出て来ている
意識を作る=自身を語る
St=k-1
St=k
St=k+1
ロゴス t=k-2
ロゴス t=k-1
ロゴス t=k
知能は差延、差異、統合、反復の
システムである。
逸脱(差異化,差延)
統合(引き戻し)
語る
語る
二つのアーキテクチャの試み
(2)生成・融合・減衰型のアーキテクチャ
知能
+ + +
現在の瞬間のAI
時間幅を持つ存在として(人工)知能を形成する
=デリダの言う過去が現在に染み出て来ている
最も簡単な場合
+ + +
W_0 W_1 W_2 W_3
V = W_0*V_0 + W_1*V_1 + W_2*V_2 + W_3*V_3
V_0 V_1 V_2 V_3
時間幅を持つ存在として(人工)知能を形成する
一般に過去の自分を残しつつ、
今の自分を形成する
時間幅を持つ存在として(人工)知能を形成する
=我々自身もまた「時」である、ということができる。
一般に過去の自分を残しつつ、
今の自分を形成する
我々はさまざまな時を内包する知性体である
一般に過去の自分を残しつつ、
今の自分を形成する
時は力でもある=存在させる力
=世界からの刺激や情報で存在を創り出す
=力は物語を作る力でもある
一般に過去の自分を残しつつ、
今の自分を形成する
我々はさまざまな時を内包する知性体である
コンテンツ
• 第一章 前回までの流れ
• 第二章 空の理論
• 第三章 仏教、特に中観派をめぐる認識論
• 第四章 持続と身体と精神
• 第五章 認識論と時間論
• 第六章 言語(ロゴス)と認識
• 第七章 中観思想
• 第八章 共創する場としての人工知能
• 第九章 縁起する場としての人工知能
• 第十章 情報処理から縁起する実体へ
• 付録メモ
第二章 空の理論
知能とは内面世界と外面世界の共創
• 知能とは内面世界と外面世界の共創
• 共創の場は時間と空間の幅を持った空間である。
フラウワルナー(ウィーンの仏教学者)の
仏教論
• 存在論
• 認識論
• 論理学
• 解脱論
歴史:アビダルマ期(前3世紀~紀元)
• アビダルマ文献
ブッダの説法として伝承された多様な教説(経蔵)を体
系的に再構成しようとしたのが、仏教各部派のアビダルマ文
献(論蔵)である。
(「認識論と論理学」春秋社、P.5)
「説一切有部」はその最大の一部派。
アビダルマはブッダの説法が編纂され注釈され理論づけら
れた時期と文献を指す。
龍樹は「大乗のアビダルマ」を確立した、と位置付けられる。
空論
空
非有非無
生成的存在(有)
自発的消滅(無)
< 有無 <
龍樹(ナーガール・ジュナ)(150? – 250?)
- 中観思想の確立者 -
• ブッダ入滅(六百年前)
• 南インドの大富豪のバラモンの家に生まれる
• アルジュナという樹の下であったので、ナーガ―ルジュナ(龍樹)と呼ばれる
• 20才までにヴェーダ、天文学、地理学、占星術、道術を習得
• 出家
• インド中を放浪し、ついに北インドのヒマラヤで大乗の経典(おそらく般若心経)を
授けられる。
• 「一切智人」を名乗る。また放浪し、いろいろな宗派を論破して周る。
• 「空性論者」
• 悟りを得る。
• 「論議として十万の詩句をつくり、また『荘厳仏道論』の五千の詩句、『大慈方便論』
の五千の詩句、『中論』の五百の詩句をつくり、大乗の教えが大いにインドに行わ
れるようにした。また『無畏論』の十万の詩句をつくったが、『中論』はそのなかに出
ている。
• 南インドで王に仕える
[参考] 石飛道子「構築された仏教思想」佼成出版社、P.18
中村元「龍樹」講談社学術文庫、P.23-25
龍樹(ナーガール・ジュナ)(150? – 250?)
- 中観思想の確立者 -
• 中観思想
初期(2-5世紀) 「中論」に立脚する
(5世紀後半~6世紀)ディクナーガによる仏教論理学
中期(6世紀前半~) 学派としての中観派
後期(8世紀~)
シャーンタラクラシタ、カマラシーラを中心とする
中観派の思想
[参考] 「空と中観」春秋社、P.6
龍樹(ナーガール・ジュナ)(150? – 250?)
- 中観思想の確立者 -
• …空の意味について、ナーガ―ルジュナは次の二点を強調する。一
つには、空は、すでに初期の『八千頌般若経』で規定されるように、
固有の本質(自性)を欠くこと、つまり無自性を意味する。同経が諸
法の無自性を強調するのは、諸法に自性があると考える説一切有
部に代表される伝統的なアビダルマによる要素主義的な法解釈を批
判し、ブッダの意図は、諸法に共通する道理(縁起、法性等)を知恵
をもってあるがままに洞察するところにある、という点を強調した。
• …このような意味での空を正しく理解することには、煩悩の根元に巣
くう対象や事象の概念化からの解放という修行論上の意義があった。
(「空と中観」春秋社、P.18)
ブッダ「中道説」
• … ブッダが、非有非無の中道説を語る。世の人は存在と非存在に
誤まって依拠としているとしたうえで、世間の生起と消滅を正しい知
恵によって見る者には、世間に関して存在と非存在はないという。
すべては存在するというのは一つの極端であり、すべては存在しな
いというのも第二の極端である。
• それゆえ如来はこれらの二つの極端に近づくことなく、中(道)に
よって法を説く、という。そして、このような中(道)によって説かれた
のが、無明を縁として諸行があり、諸行を縁として識がある、云々と
いう縁起であると語る。
(「空と中観」春秋社、P.17 )
龍樹『根本中頌』
…カッチャーヤナよ、「あらゆるものは有である」というなら、これは一
つの極端な説である。「あらゆるものは無である」というなら、これは
第二の極端な説である。カッチャーヤナよ、如来はこれら両極端に
近づかない中(道)によって法を説くのである。無明によって諸行が
あり、諸行によって識があり、…このようにしてこのすべての苦しみが
集まりが生起する。しかしながら、無明を厭い離れて余すことなく消
滅することから諸行が滅し、諸行が滅することから識が滅し、… … こ
のようにして、このすべての苦しみの集まりが消滅する。
(桂紹隆・五島清隆、龍樹『根本中頌』 を読む、P.180)
龍樹「観法品第十八」
得無我智者 是則名実観
得無我智者 是人為希有
我がものという観念を離れ、自我意識を離れた、そのようなものもま
た、存在していない。我がものという観念を離れ、自我意識を離れた、
そのような(無い)ものを見る者は、(実は)見ることがないのである。
(三枝充真注「中論(中)、第三文明社、 P.487)
龍樹「観法品第十八」
諸仏或説我 或説於無我
諸法実相中 無我無非我
もろもろの仏は「我(が有る)」とも仮説し、「我が無い(無我であ
る)」とも説き、「いかなる我も無く、無我も無い」とも説いている。
(三枝充真注「中論(中)」、第三文明社、P.491)
コンテンツ
• 第一章 前回までの流れ
• 第二章 空の理論
• 第三章 仏教、特に中観派をめぐる認識論
• 第四章 持続と身体と精神
• 第五章 認識論と時間論
• 第六章 言語(ロゴス)と認識
• 第七章 中観思想
• 第八章 共創する場としての人工知能
• 第九章 縁起する場としての人工知能
• 第十章 情報処理から縁起する実体へ
• 付録メモ
第三章 仏教、特に中観派をめぐる認識論
「世俗有」と「勝義有」
ディクナーガは、『プラマーナ・サムッチャヤ』中で、
何が存在するかについて特に議論することはない。しか
し、第一章の冒頭で、「プラマーナは直接知覚と推論の
二種である」と宣言した後に、そのそれぞれの対象とし
て「独自相」と「共通相」という述語を用いることは、
彼が何らかの意味でアビダルマ的な存在論を前提として
いたことを示唆している。…
例えば壺のように、物理的に破壊されるとき、もしくは、
水のように、知的に構成要素である他者を抽出するとき、
その観念が消失するものは「世俗有」であり、それと異
なるものが「勝義有」である。
(「認識論と論理学」春秋社、P.18)
「世俗有」と「勝義有」
仏教の諸部派のなかでも、特に説一切有部は早
くから名有・実有・仮有・和合有・相待有など
様々な存在の類型を提示することにより、存在
の分析に力を注いできた….
(「認識論と論理学」春秋社、P.18)
「世俗有」と「勝義有」
ここで勝義有と呼ばれているのは、色・声・
香・味・触など、アビダルマ論師たちが存在の
究極的要素と考えたダルマ(法)のことである。
これに対して、複数のダルマから構成される壺
や水などは世俗有、つまり常識の世界でのみそ
の存在が認められる仮の存在(仮有)である。
ダルマのみが実在(実有)であり、その他は複
数のダルマの上に構想された観念(施設)に他
ならないという思想は、アビダルマの基本的な
存在論である。
(「認識論と論理学」春秋社、P.18)
勝義有
(色・声・香・味・触など、アビダルマ論
師たちが存在の究極的要素と考えた
ダルマ(法))
世俗有
(組み合わせや機能などによって実現して
いるもの。概念。観念)
知覚される現実
言語的現実・推論的現実
(虚構)
(例)煙が山に立っているので火があるはずだ。
遍充関係
ここで最も重要な役割を果たしているのは、
「煙があるところには必ず火がある」という関
係の想起である。煙の存在領域が火の存在領域
によって完全に包摂されること(煙と火の間の
遍充関係)が確立されていれば、煙の存在は火
の存在を知らしめることができるのである。…
煙は「証相」、火は「所相」と呼ばれるが、
ディグナーガは両者の間に「証相には必ず所相
があり、所相にのみ証相がある」という関係が
なければならないとする。
(「認識論と論理学」春秋社、P.29)
人間、生物はいろいろな現実、自ら作り出す。
単に作り出すだけでなく、世界からの刺激をもとに、
言語的現実、感覚的現実を作り出す。
知能
この力が時
現実
知能
この力が時
もの・コト
常に現象を見
ているのだ
=現象を創り
出している
仏教は、人間が自ら作り出す、さまざまな現実世界を、
一つ一つ分類して描きだす。
推論もまた、現実を作り出す一機能だと捉える。
知能
この力が時
現実
二つのアーキテクチャの試み
知能
知覚される現実
言語的現実・推論的現実
(虚構)
二つのアーキテクチャの試み
知能
知覚される現実
言語的現実・推論的現実
(虚構)
思考(推論)によっても、現実を作り出してしまう。
二諦論(世俗諦と勝義諦)
• 世親は、世俗有/施設を対象とする言明が世俗諦であ
り、勝義有/法を対象とする正しい言明が勝義諦であ
る、と言う。アビダルマの共通理解によれば、ブッ
ダの言明は二種類に分類される。壺や水なあどの世
俗的・常識的存在に関して「壺がある」「水があ
る」などという言明と、色・受・想・行・識などの
実在する諸法に関する「色と眼根によって眼識が生
じる」などの言明とである。前者が「世俗諦」(常
識的真実)と呼ばれ、後者が「勝義諦」(優れた真
実)と呼ばれるのである。
(「認識論と論理学」春秋社、P.19)
直接知覚の種類
直接知覚には四種類ある。すなわち感官知、意知覚、自
己認識、ヨーガ行者の直接知覚である。これらを簡潔に
説く「ニヤーヤ・ビンドゥ」の一節を見ておこう。
それ(直接知覚)は四種類である。(第一に)感官知で
ある。(第二に、感官知)それ自身の対象の直後の対象
と共働因とする、等無間縁である感官知によって生みさ
れたもの、それが意識である。(第三に)一切の心およ
び心作用には自己認識が(成立する)。そして(第四
に)真実の対象を瞑想(反復実習、現実化)する高まり
の極限において生じるヨーガ行者の認識である。
(認識論と論理学」春秋社、P.101)
対象1
対象2
対象3
対象の流れ 心の流れ
感官知
=対象1の直接知覚
=意知覚の等無間縁
意知覚(意識)
対象1の概念知
(認識論と論理学」春秋社、P.102)
コンテンツ
• 第一章 前回までの流れ
• 第二章 空の理論
• 第三章 仏教、特に中観派をめぐる認識論
• 第四章 持続と身体と精神
• 第五章 認識論と時間論
• 第六章 言語(ロゴス)と認識
• 第七章 中観思想
• 第八章 共創する場としての人工知能
• 第九章 縁起する場としての人工知能
• 第十章 情報処理から縁起する実体へ
• 付録メモ
第四章 持続と身体と精神
言語レヴェルの刹那滅
• 存在の構成要素(ダルマ:法)のアトム化に
よって超越実態としての「時間」を回避すると
はいえ、説一切有部は、「過去・現在・未来」
ということばがあるかぎり、それらの基底に
「時間的場所」がなければならないとい考えた。
では、どうして「現在」は区別されるのか。
「その現在だけ各アトムの「作用能力」が顕在
化して機能するからである」と彼らは答えた。
(認識論と論理学」春秋社、P.268)
ダルマキーティの輪廻モデル
時間軸
物質的身体の継続
物質的身体の継続
k1
身体1
心1
k2
身体2
心2
k3
身体3
心3
[…]
[…]
[…]
kn
身体n
心n
Kn+1
身体n+1
心n+1
[…]
[…]
[…]
質量因
補助因
(「認識論と論理学」春秋社、P.244)
コンテンツ
• 第一章 前回までの流れ
• 第二章 空の理論
• 第三章 仏教、特に中観派をめぐる認識論
• 第四章 持続と身体と精神
• 第五章 認識論と時間論
• 第六章 言語(ロゴス)と認識
• 第七章 中観思想
• 第八章 共創する場としての人工知能
• 第九章 縁起する場としての人工知能
• 第十章 情報処理から縁起する実体へ
• 付録メモ
第五章 認識論と時間論
目的実現能力(因果効力)
何らかの効力を発揮できてはじめて<もの>であると
いう考え方自体はある意味、常識的な発想の一つとし
て理解できるが、しかし、この概念でもって存在を明
確に定義付けようとしたのはダルマキールティがはじ
めてである。このような、存在を因果関係の上に位置
づけようとする彼の試みは、仏教の伝統的な縁起説か
らみてもしっくりくるものといえる。仏教論理学派で
は、彼以降、存在は因果効力をもつものとして定義さ
れるようになる。
(「認識論と論理学」春秋社、P.57)
ダルマキールティ「プラマーナ・ヴァールティカ」
正しい認識手段(プラマーナ)は二種である…ここでダルマキールティは、
二つの認識対象の違いを四つの点から説明している…
独自相 (1) 目的実現能力を持つ
(2) 類似していない
(3) 語の対象とならない
(4) 他の原因があると知が生じるものではない
一般相 (1) 目的実現能力を持たない
(2) 類似している
(3) 語の対象となる
(4) 他の原因となると知が生じる
(認識論と論理学」春秋社、P.54)
ダルマキールティ「プラマーナ・ヴァールティカ」
このうち、(1)の目的実能力とは、たとえば眼前にある個物としての火
が具体的にものを焼いたり煮たりすることができるということであり、火
一般にはこのような能力はない。
また、(2)眼前にある日は他の火を含むすべてのものとは類似してい
ない固有の物体であるのに対し、火一般は「火でないないものではな
い」という点で他の火と類似したあり方で理解されたものである。
そして、(3)眼前にある日は言葉の対象になりえず、火一般は言葉の
対象となる。
(4)眼前にある火は感官などの原因であってもその火がなければ知ら
れないが、火一般は言語協約に心を向けることなどの原因があれば
知れるものである。
(認識論と論理学」春秋社、P.55)
火
風
木
独自相
一般層(概念)
一人称レヴェルの知覚
さて、知覚経験は、いま現に見ている・聞いている・
嗅いでいる・味わっている・触っている・意識いてい
る六つの認識領域(六処)にあるだけであって、それ
以外のものではない。あるいは現に形と色が知覚され
ている・感受され・イメージされ・行為しよういと意
志され・現に判断されている五つの認識作用のあつま
り(五蘊)のみである。ここに言語のみによって虚構
された長時間的世界はない。これがいまここで経験し
ている「すべて」なのだ。これ以外はことばと推論に
基づく虚構なのである。
(「認識論と論理学」春秋社、P.266)
一人称の知覚レヴェルの刹那滅
…「今」は自発的に消滅したのだ。しかも、そこには一
瞬もとどまらず、同時に「すでに新しい今」が発現して
いる。「すでにない今」は過去という時間的場所に保存
されたのだろうか。そうではない。そのような場所は、
今、どこにも知覚されない。
… そのような時間的場所の存在はことばによって虚構さ
れたものなのである。それは「今あるかぎり先にあった
はずだ。今あったかぎりは残っているはずだ」というよ
うに推論に基づく相対的否定によって充填された言語レ
ヴェルの虚構なのだ。
(認識論と論理学」春秋社、P.269)
二つのアーキテクチャの試み
知能
知覚される現実
言語的現実・推論的現実
(虚構)
持続と差異
ベルクソンのいう持続の概念を時間論にとって実りのあるものと
するためには、持続と空間との差異を相互外在的な差異と考える
のではなく、ドゥルースが試みているように、その差異構造のすべ
てを持続の側に受け持たせて、差異それ自身であるもの(持続)
と、差異によって差別されるのみでそれ自身は差異構造を持たな
いもの(空間)とのあいだの差異と考えなくてはならない。
(木村敏「時間と自己」中公新書、P.55)
意識を作る=自身を語る
St=k-1
St=k
St=k+1
ロゴス t=k-2
ロゴス t=k-1
ロゴス t=k
意識を作る=自らを「語る、表
現する、表明する、表現する」
ことが必要である
亀裂
亀裂
亀裂
語る
語る
意識を作る=自身を語る
St=k-1
St=k
St=k+1
ロゴス t=k-2
ロゴス t=k-1
ロゴス t=k
差延によって作り出された差異は
もう一度、統合される。
しかし、新しい差異が生まれる
語る
語る
意識を作る=自身を語る
St=k-1
St=k
St=k+1
ロゴス t=k-2
ロゴス t=k-1
ロゴス t=k
知能は差延、差異、統合、反復の
システムである。
意識を作る=自身を語る
St=k-1
St=k
St=k+1
ロゴス t=k-2
ロゴス t=k-1
ロゴス t=k
知能は差延、差異、統合、反復の
システムである。
逸脱(差異化,差延)
統合(引き戻し)
語る
語る
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• 付録メモ
第六章 言語(ロゴス)と認識
アポーハ論
彼らは言語知を推論知の一種とみなす。言語は推
論と別個の認識手段ではない。「牛」という語から
牛を理解する過程は、煙という証因から火を推理
する過程と同じだと彼らは考える。それは語や証
因が、他者の排除(アポーハ)を通して、対象を理
解させるからである。…仏教において、個々の牛に
共通するものは、実在する牛性という普遍ではなく、
他者の排除、すなわち、非牛(馬等)の排除に他な
らない。
(「認識論と論理学」春秋社、P.57)
言葉(概念)は本質を示さない
• 車を呼ぶことはできる。
• 車を使って遠くまで行くことができる。
• しかし、それが車を理解したことではない。
• 車の細部まで部品に分解しても、それが完全
に車を理解したことではない。
世界無限
こうした諸々の機能環によって、すべての動物の、その固有の環境と
緊密に連結される。 ユクスキュル「動物の環境と内的世界」(原著:1921, 前野佳彦訳:2012)
世界無限
こうした諸々の機能環によって、すべての動物の、その固有の環境と
緊密に連結される。 ユクスキュル「動物の環境と内的世界」(原著:1921, 前野佳彦訳:2012)
世界無限
こうした諸々の機能環によって、すべての動物の、その固有の環境と
緊密に連結される。 ユクスキュル「動物の環境と内的世界」(原著:1921, 前野佳彦訳:2012)
機能環の種類
• 捕食環(Beutekreis)
• 索敵環(Feindkreis)
• 生殖環(Geschlechkreis)
• 媒体環(Kreis de Mediums)
対世界
効果器 受容器(刺激→興奮(記号))
客体
活動神経網
知覚神経網
前野佳彦訳・ユクスキュル「動物の環境と内的世界」 (みすず書房)
知覚世界活動世界
知覚微表担体
対象化された機構
活動担体
内的世界
興奮(記号)
興奮興奮
運動形態
=特定の筋肉を動かす
中枢神経網
対世界
対世界
効果器 受容器(刺激→興奮(記号))
客体
活動神経網
知覚神経網
前野佳彦訳・ユクスキュル「動物の環境と内的世界」 (みすず書房)
知覚世界活動世界
知覚微表担体
対象化された機構
活動担体
内的世界
興奮(記号)
興奮興奮
運動形態
=特定の筋肉を動かす
中枢神経網
対世界
そもそも環世界の次元にしても、表象(対象の特定の部分)
や記号を捉えているだけ
世界無限
物事の表層を捉えているに過ぎない。
「言葉」はそれを指し示すだけで、本質を意味していない。
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第七章 中観思想
空論
空
非有非無
生成的存在(有)
自発的消滅(無)
< 有無 <
理事無碍(華厳哲学)
• 「妙有」的側面が脚光を浴びて前に現れ、「真空的」側面
が背後の闇に隠れる場合、当然のことながら、「空」は、思
想的に、強力な存在肯定的原理として機能しはじめます。
「空」が、本来的には、否定そのものであり、存在否定的プ
ロセスであったことを、あたかもわすれてしまったように。….
そのような形で、否定から肯定に向きを変え、「有」的原理
に変換した「空」を、華厳哲学は「理」と呼びます。「理」は
「事」と対をなして、華厳的存在論の中枢をなす重要な概
念です。
(井筒俊彦全集九巻「事事無碍・理理無碍」、P.35)
空
存在を否定
(真空的)
存在を肯定
(妙有的)
理事無碍 (華厳哲学)
• これに反して、仏、すなわち一度、存在解体を体験し、
「空」を識った人は、一切の現象的差別のかげに無差
別を見る。二重の「見」を行使する「複眼の士」は。、
「事」を見ていながら、それを透き通して、そのまま
「理」を見ている。というよりも、むしろ、「空」的な主体
にとっては、同じものが「事」であって「理」である、
「理」でありながら「事」である、と言ったほうがいいで
しょう。「事」がいかに千差万別であろうとも、それらの
存在分節の裏側には、「虚空のごとく一切処に遍在す
る」無分節がある。文節と無分節とは同時現成。この
存在論的事態を「理事無碍」(「事理無碍」)というので
あります。
(井筒俊彦全集九巻「事事無碍・理理無碍」、P.41)
事事無碍(華厳哲学)
• ただ一つのものの存在にも、全宇宙が参与する。存在世
界は、このように一瞬一瞬に新しく現成していく。「一一微
塵中、見一切法界」(空中に舞うひとつ一つの極微の塵の
なかに、存在世界の全体を見る)と『華厳経』に言われて
います。あらゆるものの生命が互いに融通しつつ脈動する
壮麗な、あの華厳的世界像が、ここに拓けるのです。路傍
に一輪の花開く時、天下は春爛漫。「華開世界起の時節、
すなわち春到なり」(『正法眼蔵』「梅華」)という道元の言
葉が憶い出されます。
• ある一物の現起は、すなわち、一切万法の現起。ある特
定のものが、それだけで個的に現起するということは、絶
対にあり得ない。常にすべてのものが、同時に、全体的に
現起するのです。事物のこのような存在実相を、華厳哲学
では「縁起」といいます。「縁起」は「性起」とならんで華厳
哲学の中枢概念です。
(井筒俊彦全集九巻「事事無碍・理理無碍」、P.47)
事事無碍(華厳哲学)
A
K
B
C
D
E
F
G
H
I
J
(井筒俊彦全集九巻「事事無碍・理理無碍」、P.47)
縁起、無自性、空
…縁起はつねに理由であり、空はつねに帰結である。無自性は縁
起に対して帰結であるが、空に対しては理由である。すなわち縁
起という概念から無自性が必然的に導き出され、さらに無自性と
いう概念からまた空が必然的に導き出される。「縁起→無自性→
空」という論理的基礎づけの順序は定まっていて、これを逆にする
ことはできない。
いま中観派の諸書を観ると、はたして右の順序で証明されてい
る。
(中村元選集 第22巻「空の論理」、P.259)
縁起、無自性、空
『若し法が因縁和合より生せば、是の法は、定性(=本性)有ることなし。
若し法が定性無くば、即ち是れ畢竟空なり。』
(『第智度論』第八〇巻、大正蔵、二五巻、六二二上)
『是の法は皆な因縁和合より生ずるが故に無性なり。無性なるが故に自
性空なり。』
(『第智度論』第四四巻、大正蔵、二五巻、三八二中)
『若し衆因縁より生せば、即ち自性なし。自性なきは即ち是れ空なり。』
(『十二門論』、大正蔵、三〇巻、一六六下)
(中村元選集 第22巻「空の論理」、P.259)
空論
無自性
非有非無
生成的存在(有)
自発的消滅(無)
空縁起
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• 第九章 縁起する場としての人工知能
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• 付録メモ
第八章 共創する場としての人工知能
二つのアーキテクチャの試み
(2)生成・融合・減衰型のアーキテクチャ
知能
+ + +
現在の瞬間のAI
時間幅を持つ存在として(人工)知能を形成する
=デリダの言う過去が現在に染み出て来ている
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・身体
運動の
構成
センサー・身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
記憶体
情報処理過程 運動創出過程
身体部分
情報
統合
運動
統合
「構成的自己=知能」
の形成(創造)
「存在的自己・認識・記憶」
の形成(創造)
一なる全
(すべての源泉)
受け渡し
超時間的
自分を時間と世界
に投げ出す
世界からの流れ、そして、内側からの創造の流れが、
人間の「現実」を作り出す。認識とは、現実とは、「共創」の場。
知能
この力が時
現実
知能
この力が時
現実
知能
この力が時
現実
世界からの流れ、そして、内側からの創造の流れが、
人間の「現実」を作り出す。認識とは、現実とは、「共創」の場。
知能
この力が時
現実
作り出された現実を、さらに、インプットすることによって、
人は色濃く、自分自身の作り出した現実にとらわれる。
その自分自身さえも作り出している。
知能
この力が時
現実
世界 世界
世界 世界
世界
知能
世界からの流れ、そして、内側からの創造の流れが、
人間の「現実」を作り出す。
それは自分の身体と運動が組み込まれた世界。
虚空
• インド人の考えによると、虚空(アーカーシャ)というのは、
エーテルでもある空間でもあるという性格を持っているが、ま
た同様に、世界原理として述べられていることもある。それは
「そのなかに万有の生起するものである」あるいは「万有がそ
のなかからあらわれ、またそのなかに帰滅するところのもの
である」。
• 「虚空のなかで人は生まれ、虚空に向かって(芽などは)発生
する。だから呼吸を念相せよ。だから虚空を念相せよ。虚空
は絶対者(ブラフマン)なりとして念相する者は、じつに虚空あ
り、光輝あり、制限なく広漠たる世界を克ち得る。そうして、呼
吸の存する範囲において欲するがままに動作し得るにいた
る。」
(中村元「空の論理」春秋社、P.208)
知能
この力が時
現実
知能
この力が時
現実
自分自身
知能
この力が時
現実
自分自身
世界からの流れと
自分自身の内側からの流れ
で作り出した世界 = 現実
知能
この力が時
現実
自分自身
世界からの流れと
自分自身の内側からの流れ
で作り出した世界 = 現実
衝突
=苦しみ
無限の世界
知能
この力が時
現実
自分自身
世界からの流れと
自分自身の内側からの流れ
で作り出した世界 = 現実
衝突
=苦しみ
知覚される
自己
言語的自己
(虚構?)
龍樹「観法品第十八」
内外我我所 尽滅無有故
諸受即為滅 受滅則身滅
外に対しても、また内に対しても、(これは)「我がものである」
「我れである」という(観念)が滅したときに、執着(取)は滅せら
れる。それの滅によって、生は滅する。
(三枝充真注「中論(中)、第三文明社、 P.489)
知能
この力が時
現実
自分自身
世界からの流れと
自分自身の内側からの流れ
で作り出した世界 = 現実
衝突
=苦しみ
「自分が自分自身である」ことを思い込まされる
=自分を維持するため。ホメオタシス的作用
知能の二つの力
• 構造を維持しようとする=ホメオタシス
• 構造から逸脱しようとする=脱構築・アポトー
シス
逸脱し、統合しようとする。その運動が反復する。それが知能。
人間の精神
意識
前意識
無意識
外部からの
情報
知能
解釈
顕
在
化
運動
統合
意
志
意識の境界面
知覚の境界面
2つの見えている世界(知覚世界、作用世界)
知覚世界 作用世界
自分を形成する
強い形成力
知能
この力が時
現実
自分自身
世界からの流れと
自分自身の内側からの流れ
で作り出した世界 = 現実
衝突
=苦しみ
無限の世界無限の世界
いろんな選択肢を考える
=いろんな世界の流れを創り出す
=世界生成をエンハンスする
そこに自分自身も含まれる
知能
行動も生成する
高度な知能は空間と時間を広げた
領域を生成するい
もの・コト
投げ出す
(=投与)
引き戻す
(=還元)
知能
この力が時
現実
自分自身
世界からの流れと
自分自身の内側からの流れ
で作り出した世界 = 現実
衝突
=苦しみ
無限の世界無限の世界
無限の世界から自分が立ち上がって行く。
=存在の根。無限からの風。
村上春樹
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
• 自我の世界の中で、地面の巨大な穴から風が吹
き上げる場面がある
=
自我の割れ目から外界からの影響が流れ込んで
いる描写
ジャン・コクトー「オルフェ」
• 世界の中心へ行くとそこには広場(=空)があるだけ
知能
この力が時
現実
自分自身
物質世界
一なる全
知能の
極
自意識
より高度な知能
環世界的知能
存在のゼロポイント
知能の極点
環世界
超越からの
流れ
世界からの
流れ
世界とそれを超えた
流れの共創的存在
知能
この力が時
現実
自分自身
世界からの流れと
自分自身の内側からの流れ
で作り出した世界 = 現実
衝突
=苦しみ
無限の世界無限の世界
身体=存在
身体を起点として自分が生成して行く。
知能
この力が時
現実
自分自身
世界からの流れと
自分自身の内側からの流れ
で作り出した世界 = 現実
衝突
=苦しみ
無限の世界無限の世界
身体=存在
身体を起点として自分が生成して行く。
志向性の矢
コンテンツ
• 第一章 前回までの流れ
• 第二章 空の理論
• 第三章 仏教、特に中観派をめぐる認識論
• 第四章 持続と身体と精神
• 第五章 認識論と時間論
• 第六章 言語(ロゴス)と認識
• 第七章 中観思想
• 第八章 共創する場としての人工知能
• 第九章 縁起する場としての人工知能
• 第十章 情報処理から縁起する実体へ
• 付録メモ
第九章 縁起する場としての人工知能
華厳哲学
• 物も、事も、私も、縁起が成り立たせているのだ。
• 縁起もまた生成・消滅するものであるから、それらの事物も生
成・消滅する
• 有るとか、無いとかではなく、縁起の上にある。
場としての知能
• 縁起から知能というものの正体を捉えたい
• 知能は存在しない。
• 知能は生成するものである。
• 場としての知能
• 世界と内面が共創する場=行動と認識(=現実)を生み出す
中空としての知能
• 中心には何もない。
• さまざまなものが交錯している
• 実体としての知能を求めない
B
C
D
E
F
G
H
I
J
人間の精神
意識
前意識
無意識
外部からの
情報
知能と身体の境界面
(仏教で言う:阿頼耶識)
言語・非言語境界面
(シニフィアン/シニフィエ)
意識の境界面
知覚の境界面
意識は常に何かについての意識である。(志向性)
フッサール『イデーン』
我々は知覚によってこの世界に住み着いている。
メルロ=ポンティ『知覚の現象学』
ソシュール「一般言語学講義」
大乗仏教 「阿頼耶識」
人間の精神
意識
前意識
無意識
外部からの
情報
知能
解釈
顕
在
化
運動
統合
意
志
意識の境界面
知覚の境界面
2つの見えている世界(知覚世界、作用世界)
知覚世界 作用世界
人間の精神
意識
前意識
無意識
外部からの
情報
知能
解釈
顕
在
化
運動
統合
意
志
意識の境界面
知覚の境界面
2つの見えている世界(知覚世界、作用世界)
知覚世界 作用世界
場として考えよう
人間の精神
外部からの
情報
解釈
顕
在
化
運動
統合
意
志
知能を
交錯する
場として考えよう
B
C
D
E
F
G
H
I
J
人間の精神
外部からの
情報
解釈
顕
在
化
運動
統合
意
志
知能を
交錯する
場として考えよう
何が交錯しているか?
B
C
D
E
F
G
H
I
J
人間の精神
外部からの
情報
解釈
顕
在
化
運動
統合
意
志
知能を
交錯する
場として考えよう
何が交錯しているか?
B
C
D
E
F
G
H
I
J
記憶
人間の精神
外部からの
情報
解釈
顕
在
化
運動
統合
意
志
知能を
交錯する
場として考えよう
何が交錯しているか?
B
C
D
E
G
H
I
J
記憶
生理
人間の精神
外部からの
情報
解釈
顕
在
化
運動
統合
意
志
知能を
交錯する
場として考えよう
何が交錯しているか?
C
D
E
G
H
I
J
記憶
生理
感覚
人間の精神
外部からの
情報
解釈
顕
在
化
運動
統合
意
志
知能を
交錯する
場として考えよう
何が交錯しているか?
C
D
E
G
H
I
J
記憶
生理
感覚
人間の精神
外部からの
情報
解釈
顕
在
化
運動
統合
意
志
知能を
交錯する
場として考えよう
何が交錯しているか?
C
D
E
G
H
I
J
記憶
生理
感覚
逆に記憶自身も、意識や感覚などとの関係の中にある。
禅
• 心を場として解放すること。
• 自分を形成する力をなくすこと=我執を消すこと。
意思決定の構造は表層に過ぎない
構造であると同時に、内面と関係している
B
C
D
E
F
G
H
I
J
内面にはさまざまなものが、内面の流れと外からの流れが共創している
意思決定の構造は表層に過ぎない
構造であると同時に、内面と関係している
B
C
D
E
F
G
H
I
J
内面にはさまざまなものが、内面の流れと外からの流れが共創している
場として立ち上がる知能
エトムント・フッサール
「内的時間意識の現象学」
記憶に対する意識が時間の感覚をもたらす
時間の本質への問いは時間の「根源」への問いにも通じている。この
根源の問いは、しかし、時間意識のもろもろの原初的な形成(作
用)ーこれらのなかで、時間的なもののもろもろの原初的な差異が、
「時間に関する明証性のすべての原本的な源泉」として、直感的かつ
本来的に構成されてくるーに向かう。
心理的な根源への問いにおいて問われるのは、根源的な感覚素材、
すなわち、人間個体における、さらには人類における客観的な空間
直観と時間直観がそれにもとづいて成立するところの感覚素材であ
る。
われわれの関心をひくのは「体験」であり、それの対象的意味とそれ
の記述的内実を軸にして捉えられるところのその体験である。
コンテンツ
• 第一章 前回までの流れ
• 第二章 空の理論
• 第三章 仏教、特に中観派をめぐる認識論
• 第四章 持続と身体と精神
• 第五章 認識論と時間論
• 第六章 言語(ロゴス)と認識
• 第七章 中観思想
• 第八章 共創する場としての人工知能
• 第九章 縁起する場としての人工知能
• 第十章 情報処理から縁起する実体へ
• 付録メモ
第十章 情報処理から縁起する実体へ
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・身体
運動の
構成
センサー・身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
記憶体
情報処理過程 運動創出過程
身体部分
情報
統合
運動
統合
「構成的自己=知能」
の形成(創造)
「存在的自己・認識・記憶」
の形成(創造)
一なる全
(すべての源泉) 超時間的
自分を時間と世界
に投げ出す
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・身体
運動の
構成
センサー・身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
記憶体
情報処理過程 運動創出過程
身体部分
情報
統合
運動
統合
「構成的自己=知能」
の形成(創造)
「存在的自己・認識・記憶」
の形成(創造)
一なる全
(すべての源泉) 超時間的
自分を時間と世界
に投げ出す
世界からの流れ、そして、内側からの創造の流れが、
人間の「現実」を作り出す。認識とは、現実とは、「共創」の場。
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・身体
運動の
構成
センサー・身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
記憶体
情報処理過程 運動創出過程
身体部分
情報
統合
運動
統合
「構成的自己=知能」
の形成(創造)
「存在的自己・認識・記憶」
の形成(創造)
一なる全
(すべての源泉) 超時間的
自分を時間と世界
に投げ出す
縁起的な考えによれば、ここから入ってくるのは、
感覚の情報だけではない。
自己を形作るすべての要素の影響が入ってくる。
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・身体
運動の
構成
センサー・身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
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記憶体
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身体部分
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運動
統合
「構成的自己=知能」
の形成(創造)
「存在的自己・認識・記憶」
の形成(創造)
一なる全
(すべての源泉) 超時間的
自分を時間と世界
に投げ出す
或いは継続的に、行動を形成し続ける過程においても、
自己を成り立たせるすべての要素からの影響を受け続ける。
情報処理装置から、
混沌的実体として縁起の中にいる人工知能へ
単なる情報処理装置ではなく
混沌的実体として世界との
縁起の中にいる人工知能
混沌としての知能
混沌としての知能
混沌的実体として世界との縁起の中にいる人工知能
=行為も感覚もすべて縁起の中にある。
混沌としての知能
身体と心と環境は最初から相互作用の中にある。
=最初から関わっているし、溶け合っている。
=だから影響を及ぼすことができる
混沌としての知能
設計としては、身体とか心か分けずに、
世界や内面と関係のある要素を生成し、消滅させることで、
人工知性を作って行く。
混沌としての知能
設計としては、身体とか心か分けずに、
世界や内面と関係のある要素を生成し、消滅させることで、
人工知性を作って行く。
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• 第一章 前回までの流れ
• 第二章 空の理論
• 第三章 仏教、特に中観派をめぐる認識論
• 第四章 持続と身体と精神
• 第五章 認識論と時間論
• 第六章 言語(ロゴス)と認識
• 第七章 中観思想
• 第八章 共創する場としての人工知能
• 第九章 縁起する場としての人工知能
• 第十章 情報処理から縁起する実体へ
• 付録メモ
[付録]
これからのためのメモ
中空
• 現れている
• 生成するもの
• ダイナミクス
• それはある_あらわれている_のか
メモ
• 自分の身体と運動が組み込まれた世界。
• 創造ならでは。
• 我々は物事の関係の上に立つので、
• そもそも物事と連関している
• 身体と心は相互作用の中にあるから、最初から関わっているし、溶
け合っている。
• 部分的には同じ要素からなる。
• 全体がフィードバックなので、恐怖が上昇し続ける、ということがあ
る。
メモ2
「人間の認識=思い込みの作用」と看破する
人工知能に思い込ませるように作用する

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