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血液培養を感染症診療に十分に活かすには
- 2. Cumitech 1C: Blood Cultures IV American Society for Microbiology, Washington, D.C. 2005. 1000 patient daysあたりの血液培養件数 103-188件を推奨 血液培養の適正な採取件数は?
- 8. 日本の病院における血液培養採取状況 および陽性率の実態調査 -パイロットスタディ- 大曲 貴夫1), 高倉 俊二2), 杉山 知代1), 竹下 望3), 高橋 真菜美3), 相野田 祐介4), 後藤 亜江子4), 知花 なおみ5), 大城 健哉5), 宇野 健司6）, 中山 章文6), 久保 健児7), 池田 紀男7) 1)静岡がんセンター, 2) 京都大学, 3) 独⽴⾏政法⼈国⽴国際医療研究センター, 4) 東京⼥⼦医 科大学病院, 5) 地⽅独⽴⾏政法⼈ 那覇市⽴病院 , 6)奈良県⽴医科⼤学附属病, 7) 日本赤十 字社和歌⼭医療センター
- 13. 血液培養1セットのみ提出（sorytaryblood culture: SBC）の定義: 同日に、1回の⾎管穿刺でしか⾎液培養を採取しなかった場合（出典:ArchPathol Lab Med. 1996; 120: 999-1002.PMID 12049115） 複数セット採取率の定義: （合計採取セット数-合計SBCセット数）/合計採取セット数 （参考文献: Arch PatholLab Med. 2001 Oct;125(10):1290-4.PubMed PMID: 11570903）
- 15. コンタミネーション率: コアグラーゼ陰性ブドウ球菌、Propinonibacterium acnes、Micrococcus 属、緑色連鎖球菌、 Corynebacterium 属、Bacillus 属陽性例において、 同日2 セット以上⾎液培養が提出された症例における、 “1 セットのみ陽性検体 数”/“2 セット以上提出検体数の合計 (出典: Arch Pathol Lab Med. 120: 999-1002, 1996.)
- 17. 1000patient-daysあたりの血液培養数 本邦 10.4 - 64.2 米国微生物学会 の推奨 103 - 188 Cumitech 1C: Blood Cultures IV American Society for Microbiology, Washington, D.C. 2005.
- 18. 1000入院あたりの血液培養数 算出方法 本邦 346.6-1443.4 CUMITECHガ イドラインの数 値を利⽤ 587.1-1071.6 米国微生物学会のガイドライン :1000 patient daysあたりの血培 件数103-188件を推奨 米国の平均在院日数 5．7日（ 2002年） 1. Cumitech 1C: Blood Cultures IV American Society for Microbiology, Washington, D.C. 2005. 2. 図表で⾒る世界の保健医療 OECDインディケーター 2005年度版. 明石書店, 2006年
- 21. Ann Intern Med. 2002;137:791-797.
- 22. The Multicenter Prospective Surveillance Study of Blood Stream Infections in Japan. (First report) 日本の病院における血液培養疫学調査委（第1報） 竹下望1), 杤⾕健太郎2), 細川直登2), 河村⼀郎3), 倉井華子3), 阿部雅広4), 木村宗芳4), 荒岡秀樹4), 相野田祐介5), 藤田崇宏5), 目崎和久6), 関谷紀貴7), 大曲貴夫1) 国⽴国際医療研究センター国際感染症センター1), ⻲⽥総合病院総合診療・感 染症科2), 静岡県⽴がんセンター感染症内科3), ⻁の門病院臨床感染症科4), 東京⼥⼦医科⼤学感染症科5), 国⽴国際医療研究センター中央検査部6), が ん・感染症センター都⽴駒込病院臨床微⽣物科7)