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非構成的評価	
  
〜4条件メソッドについて〜	
京極 真,Ph.D.,OTR,DP	
  
吉備国際大学大学院保健科学研究科	
  
E-­‐mail:	
  kyougoku@kiui.ac.jp	
  
Twi:er	
  ID:	
  MaKver2
非構成的評価	
OBP2.0	
4条件メソッド	

実施	
 記述	
 吟味
4条件メソッド	
4条件吟味法	
(a)評価結果は首尾一貫した観
点のもとで記述されているか	
  
	
  
(b)評価結果に記された事実(作
業遂行の変化)は評価者によっ
て実際に確認されたものか	
  
	
  
(c)評価結果の内容に対して「信
頼できる」という確信が成り立
たないぐらい事実が省かれ,あ
いまいな概念が使用されてい
ないか	
  
	
  
(d)論理的に適正で明瞭であり,
作業有能性に焦点を当てた判
断になっているか	

4条件記述法	

4条件	

(a)評価結果を書き下ろす支店
を明確に定める	
  
	
  
(b)観察と会話によって経験さ
れた事実(作業遂行の変化)を
書く	
  
	
  
(c)事実は第三者が評価結果の
内容に同意できるよう明確な概
念を使って端的に示す	
  
	
  
(d)判断は作業有能性に焦点を
当てつつも,飛躍したり,過剰
にならないようにしながら示す
作業療法評価	
•  作業療法評価には構成的評価と非構成的評
価がある	
  
•  構成的評価とは	
  
–  実施手続きにしたがって,対象者の状態を数量
化する方法である	
  
–  例:作業機能障害の種類と評価(CAOD),ADOC,
COPM,OSAなど	
  
–  構成的評価の利点は周囲を納得させやすい,効
果を示しやすい,などがある	
  
非構成的評価とは?	
•  自然な会話と観察を使って対象者を理解する
評価法である	
  
•  構成的評価ではできない,対象者の作業機
能障害を質的に評価できる	
  
•  自然な会話と観察とは	
  
–  日頃から何気なく目にしていることや,日常の何
気ないおしゃべりを通して,対象者の作業機能障
害を理解していく	
  
–  日々の実践を通して観たり聞いたり感じることす
べて,が評価の機会になる	
  
従来の非構成的評価の問題点	
•  自然な観察と会話で行うため,作業療法士の
主観に頼るから,作業療法士だけでなく、多
職種も含めて周囲を納得させにくい	
  
•  量的評価のほうが質的評価よりも価値がある
という思い込みに阻まれやすい	
  
非構成的評価の問題点を克服する	
  
作業療法の新しいウェポン	
OBP2.0	
4条件メソッド	

実施	
 記述	
 吟味
OBP2.0	
•  OBP2.0とは,作業療法士が作業療法の専門
性を発揮しながら,多職種連携を行うための
新理論である	
  
•  作業療法のあらゆる領域を原理的に基礎づ
けた超メタ理論である	
  
•  OBP2.0は構成的評価だけでなく、非構成的評
価の潜在力も引き出せる仕組みになっている	
  
•  OBP2.0プロジェクト代表は 寺岡睦 先生	
  
  連絡先 mutsu13t@gmail.com
OBP2.0

!

!

OBP

寺岡睦,京極真:作業に根ざした実践と信念対立解明アプローチを統合した新作業療法理論
の構築,OBP2.0とはは何か(修正後再査読中)
非構成的評価	
4条件メソッド	

実施	

記述	

吟味
非構成的評価の実施	
•  OBP2.0では,対象者の作業機能障害を理解
するために,状況と関心を踏まえてあらゆる
手段を使う	
  
•  作業機能障害とは,生活行為(仕事,遊び,
日課,休息)が適切にできない状態である	
  
•  OBP2.0における非構成的評価では,自然な
会話と観察を活かして,作業機能障害とその
種類(作業不均衡,作業疎外,作業剥奪,作
業周縁化)の状態を明らかにしていく
作業機能障害の種類	
作業剥奪	

作業不均衡	
生活行為のバランスが崩れ
ている状態	

外的要因によって生活行為
が制限されている状態	

作業	
機能障害	

作業疎外	
生活行為に対して意味を見
出していない状態	

作業周縁化	
周囲から意味のある生活行
為を認めてもらえない状態	

寺岡,京極,他:作業機能障害の種類と評価の試作版作成,総合リハビリ
テーション41(5),475-­‐479,2013
作業機能障害の種類と非構成的評価	
•  作業不均衡(OccupaTonal	
  Imbarance)	
  
–  日々の生活行為のバランスが悪い状態である	
  

•  非構成的評価の方法例	
  
–  会話の場合:「普段どうやって過ごしています
か?」「毎日どんなことしてますか?」「この一週
間何してましたか?」など	
  
–  観察の場合:病棟やOT室,デイケア等の様子か
ら日々の生活行為のパターンを整理,推察してい
く
作業機能障害の種類と非構成的評価	
•  作業剥奪(OccupaTonal	
  DeprivaTon)	
  
–  外的要因によって生活行為ができない状態である	
  

•  非構成的評価の方法例	
  
–  会話の場合:「機会がないからできないこととかあり
ますか?」「足らない道具,材料はありますか?」「そ
れは周りのせいやんって思うことありますか?」など	
  
–  観察の場合:病棟やOT室,デイケア等の様子から環
境が変わればできるようになること,を整理,推察し
ていく
作業機能障害の種類と非構成的評価	
•  作業疎外(OccupaTonal	
  AlienaTon)	
  
–  自分が原因で生活行為を統制できず,生活行為
に対して意味を見だせなくなった状態である	
  

•  非構成的評価の方法例	
  
–  会話の場合:「最近,調子どうですか?」「やりた
いことできてますか?」「やらなアカンこといろいろ
あると思いますけどそうゆうの大丈夫?」など	
  
–  観察の場合:病棟やOT室,デイケア等の様子か
ら心身の障害の影響で生活行為ができなくなっ
ているところを整理,推察していく
作業機能障害の種類と非構成的評価	
•  作業周縁化(OccupaTonal	
  marginalizaTon)	
  
–  本人がやりたいこと,やるべきだと思っていること
と周囲の認識にギャップがあって生活行為ができ
なくなっている状態である	
  

•  非構成的評価の方法例	
  
–  会話の場合:「自分の思いと違うことはないです
か?」「周りの人とはうまいこといってるの?」「協
力してもらえそう?」など	
  
–  観察の場合:病棟やOT室,デイケア等の様子か
ら対象者と周囲の生活行為に対する認識の
ギャップを整理,推察していく
全体像を把握する	
•  作業機能障害の種類に関する非構成的評価
を実施できたら,その全体像を把握する	
  
•  全体像の把握は,作業機能障害の種類を整
理し,その関係性や関連要因(人,環境,作
業)の検討を行うとできる	
  
•  そして作業機能障害の解決に必要な作業療
法アプローチを組み立てる	
  
非構成的評価	
4条件メソッド	

実施	

記述	

吟味
4条件メソッド	
4条件吟味法	
(a)評価結果は首尾一貫した観
点のもとで記述されているか	
  
	
  
(b)評価結果に記された事実(作
業遂行の変化)は評価者によっ
て実際に確認されたものか	
  
	
  
(c)評価結果の内容に対して「信
頼できる」という確信が成り立
たないぐらい事実が省かれ,あ
いまいな概念が使用されてい
ないか	
  
	
  
(d)論理的に適正で明瞭であり,
作業有能性に焦点を当てた判
断になっているか	

4条件記述法	

4条件	

(a)評価結果を書き下ろす支店
を明確に定める	
  
	
  
(b)観察と会話によって経験さ
れた事実(作業遂行の変化)を
書く	
  
	
  
(c)事実は第三者が評価結果の
内容に同意できるよう明確な概
念を使って端的に示す	
  
	
  
(d)判断は作業有能性に焦点を
当てつつも,飛躍したり,過剰
にならないようにしながら示す
4条件とは?	
•  4条件	
  
•  条件1・・・評価者の想定した暗黙の前提を,第三者が共有
しやすい.	
•  条件2・・・提示された事実は面接や観察から直接得られた
もので,作業遂行を通して変化が認められる.	
•  条件3・・・事実の表記は省略が少なく,概念が明確である.	
•  条件4・・・判断は作業有能性に焦点を当てており,論理的
に適正で明瞭である.	
  

•  4条件は「納得」の感度を支える	
  
•  非構成的評価でクライエントの変化を評価したら,基
本的に「いくつかの事実からクライエントの変化につい
て判断を導く」という構造になる
納得の感度	
•  納得の感度とは「これは確かだ!」と感じられるこ
とである	
  
•  納得の感度は特定の条件下で成立する	
  
•  構成的評価は納得の感度が高い	
  
–  構成的評価の納得の感度を支える諸条件	
  
•  統計学を使って研究開発されちるから,評価結果の信頼性,
妥当性が確率論的に担保されている,	
  
•  現象の数量化によって主観の恣意的な思いこみを排除できる	
  
•  これまで受けてきた教育から「量的研究=現象の客観化」と
いう知識がすりこまれている,など
納得の感度	
•  非構成的評価の納得の感度は低い	
  
–  非構成的評価の納得の感度の低さを支える諸条
件	
  
•  変化を示す事実が省略されている	
  
•  文章のまとまりが悪い	
  
•  概念が不明瞭である	
  
•  曖昧な印象を与える	
  
•  評価者の視点がわからない,など	
  

•  逆に言えば,これらの諸条件を埋めるように
していけば,非構成的評価の納得の感度を
高めることができる
4条件メソッド	
•  つまり非構成的評価で対象者の作業機能障
害を評価したときに,おおぜいのなかで「この
評価結果ならクライエントは変化したと言え
る」という高い納得の感度が成立するような
諸条件を明らかにし,それを満たすように評
価結果を示していけばよいのではないか	
  
•  そういう発想のもとで研究開発されたのが「4
条件メソッド」である
4条件とは?	
•  4条件	
  
•  条件1・・・評価者の想定した暗黙の前提を,第三
者が共有しやすい.	
•  条件2・・・提示された事実は面接や観察から直
接得られたもので,作業遂行を通して変化が認
められる.	
•  条件3・・・事実の表記は省略が少なく,概念が明
確である.	
•  条件4・・・判断は作業有能性に焦点を当てており,
論理的に適正で明瞭である.	
  

•  4条件は「納得」の感度を支える	
  
条件1:評価者の想定した暗黙の前
提を,第三者が共有しやすい	
•  暗黙の前提とは評価者が自覚的・無自覚的
に置いた特定の観点・視点である	
  
•  暗黙の前提には評価者個人の知識や経験,
クリニカル・リーズニングなどだけでなく,パラ
ダイム,実践モデル,エビデンス,言外の直
感やそのときの雰囲気なども含まれる	
  
•  評価者が自身の観点・視点に対して無自覚
の場合,条件1が満たされない評価結果が生
じやすくなる
条件1:評価者の想定した暗黙の前
提を,第三者が共有しやすい	
•  暗黙の前提は「内省」によって自覚する	
  
•  内省のポイントは問いの立て方にある	
  
–  私がこの事実に注目した理由は何だろうか?	
  
–  私の判断の基準になったものは何だろうか?	
  
–  私の解釈の枠組みになったものは何だろうか?	
  
–  私の考察を支える枠組みは何だろうか?	
  
–  私の実践にはどのような慣習があるのだろうか?	
  
–  私はどのような非構成的評価の経験を積んできたか?	
  
–  これまでの非構成的評価の経験から,私はどのような
知恵を身につけてきたのだろうか? など
条件1:評価者の想定した暗黙の前
提を,第三者が共有しやすい	
•  暗黙の前提を共有しやすくするコツ	
–  評価者の立場(背景にある理論など)を明示する
こと.しかしこのテクニックは,暗黙の前提を構成
したものが,すでに多くの人たちの間で共有され
ているときしか通じない	
  
–  次のコツとしては,評価者の観点・視点を首尾一
貫させて評価結果を記述すること.暗黙の前提
が首尾一貫していると他人に受け取られるように,
非構成的評価の評価結果を特定の観点から一
貫して記述していく
条件1が欠けた評価結果の具体例	
•  具体例	
  
–  クライエントは,気分障害を持つ前は一般企業に勤める
サラリーマンで,仕事一筋で生きてきた.しかし,気分障
害になってからは何事に対しても意欲を持てないでいる.
クライエントに作業療法プログラムを提供しても,かたくな
に拒否してきた.しかし,クライエント自身がやりたいプロ
グラムで実施していくことにしたところ,作業療法士に「孫
に手紙を書きたいんだ」と打ち明けた.クライエントと作業
療法士の関係が作られてきたと判断した.	

•  先行研究では,対象となった作業療法士のうち約
60%が,例3の内容に同意するのは難しいと判断して
いる	
•  その理由として,上記の例は暗黙の前提が共有しにく
いことが挙げられる
暗黙の前提の見抜き方	
•  評価結果を分解し,文と文との関係を検討する	
  
–  ①クライエントは,気分障害を持つ前は一般企業に
勤めるサラリーマンで,仕事一筋で生きてきた.	
–  ②しかし,気分障害になってからは何事に対しても
意欲を持てないでいる.	
–  ③クライエントに作業療法プログラムを提供しても,
かたくなに拒否してきた.	
–  ④しかし,クライエント自身がやりたいプログラムで
実施していくことにしたところ,作業療法士に「孫に手
紙を書きたいんだ」と打ち明けた.	
–  ⑤クライエントと作業療法士の関係が作られてきた
と判断した.
条件2:提示された事実は面接や観察から直接得ら
れたもので,作業遂行を通して変化が認められる	
•  具体例	
  
–  病棟における脳血管障害患者の基本的ADLは自立して
いた.作業療法士は家族に,退院指導のために使用す
る自宅家屋の見取り図を用意してもらった.作業療法
士は,その見取り図を見ながら,病棟と同じように自宅
でも基本的なADLが自立できるかどうかを検討した.そ
の結果,作業療法士は,患者は自宅でも病棟と同様に,
基本的ADLは自立して行えるだろうと判断した.	
  

•  この例は条件2が欠けている.先行研究でも役8
5%の対象者が確かな結果ではないと判定してい
る.
条件2:提示された事実は面接や観察から直接得ら
れたもので,作業遂行を通して変化が認められる	
•  これを分解して考えると・・・	
–  ①病棟における脳血管障害患者の基本的ADLは自立
していた.	
–  ②作業療法士は家族に,退院指導のために使用する
自宅家屋の見取り図を用意してもらった.	
–  ③作業療法士は,その見取り図を見ながら,病棟と同
じように自宅でも基本的なADLが自立できるかどうかを
検討した.	
  
–  ④その結果,作業療法士は,患者は自宅でも病棟と同
様に,基本的ADLは自立して行えるだろうと判断した.	
  
条件2:提示された事実は面接や観察から直接得ら
れたもので,作業遂行を通して変化が認められる	
•  条件2が意味すること	
  
–  示される事実は,評価者が観察と会話によって
実際に経験したものに限ること,を意味している	
  
–  変化を質的評価で示すなら言動(作業遂行)を通
して確認できる必要がある	
–  他者からの伝聞や言動の変化が確認されない場
合は信頼できる評価結果であるという確信の支
えにはならない	
  
条件3:事実の表記は省略が少なく,
概念が明確である	
•  具体例	
  
–  作業療法室で,自分のいる場所を見つけることができ
ず,スタッフに助けを求めることが多かったが,自ら他
患のいない席へ席を移動するなど見られ,自分の環境
を整えられるようになってきたと判断した.	
  

•  具体例の分解	
  
–  ①作業療法室で,自分のいる場所を見つけることがで
きず,	
–  ②スタッフに助けを求めることが多かったが,	
–  ③自ら他患のいない席へ席を移動するなど見られ,	
–  ④自分の環境を整えられるようになってきたと判断した
条件3:事実の表記は省略が少なく,
概念が明確である	
•  事実の表記の省略が少ないとは?	
  
–  事実の表記は多すぎても少なすぎても駄目	
  

•  事実表記のポイント	
  
–  具体的に書く	
  
•  たとえば,例5の②の記述の場合,具体的にどのように助け
を求めてきたのかを書くようにすればよい	

–  事実と事実の間が飛躍しすぎないように書く	
  
•  たとえば,例5の②と③の間で,スタッフに援助を求めたクラ
イエントに対して,作業療法士が「自分が『すごしやすい』と思
える環境を見つけてみませんか」というように提案していたと
したら,そのことを「クライエントの訴えに対して,居心地の良
い場所を探索するよう提案した」と書くようにすればよい
条件4:判断は作業有能性に焦点を当てており,
論理的に適正で明瞭である	
•  条件4の意味	
  
–  ①クライエントの仕事,日常生活,遊び,休息へ取り組
む状態に関する判断を示していること	
  
–  ②判断は示された事実に対して,過剰であったり飛躍
したりしていないこと	
  

•  具体例	
  
–  抑うつ状態にあるクライエントは,作業療法士が何かを
提案しても常に「できない」と言っていた.作業療法士が
クライエントを誘い,OT室内を見学する機会を作ったと
ころ,クライエントは籐細工に興味を示した.そこで作業
療法士がクライエントに籐細工を勧めたところ,その提
案に対しクライエントがうなずいた.クライエントの抑う
つ状態が改善しはじめたと判断した.
条件4:判断は作業有能性に焦点を当てており,
論理的に適正で明瞭である	
•  分解に基づく検討	
  
–  ①抑うつ状態にあるクライエントは,作業療法士が何
かを提案しても常に「できない」と言っていた.	
–  ②作業療法士がクライエントを誘い,OT室内を見学す
る機会を作ったところ,クライエントは籐細工に興味を
示した.	
–  ③そこで作業療法士がクライエントに籐細工を勧めた
ところ,その提案に対しクライエントがうなずいた.	
–  ④クライエントの抑うつ状態が改善しはじめたと判断し
た.
条件4:判断は作業有能性に焦点を当てており,
論理的に適正で明瞭である	
A

B
A
B

A

B
B
A

京極真:作業療法士のための非構成的評価トレーニングブック 4条件メソッド.誠信書房、2010
条件4:判断は作業有能性に焦点を当てており,
論理的に適正で明瞭である	
A

B
A

C
B

C
C
A

A

京極真:作業療法士のための非構成的評価トレーニングブック 4条件メソッド.誠信書房、2010
条件4:判断は作業有能性に焦点を当てており,論
理的に適正で明瞭である	
A

P

B

P

C

A

B
E

P

I

C
F
J

D
G
K

P

A

H

A

H
A

A
H

H

京極真:作業療法士のための非構成的評価トレーニングブック 4条件メソッド.誠信書房、2010	

H
条件4:判断は作業有能性に焦点を当てており,論
理的に適正で明瞭である	
H
B
B

OK

B
H
A

A
B

B
B

B

C
A

A
C

京極真:作業療法士のための非構成的評価トレーニングブック 4条件メソッド.誠信書房、2010
4条件吟味法	
•  4条件吟味法とは,非構成的評価でとらえた対象
者の状態を端的に記述した評価結果に対し,4条
件の観点から批判的な検討を加えることによって,
内容の確かさを判断していく技術.	
  
•  基本的に4条件吟味法は次に述べる4条件記述法
に先行して遂行される.
4条件吟味法	
•  4条件吟味法による吟味の指標	
  
–  ①評価結果は首尾一貫した観点のもとで記述されてい
るか	
  
–  ②評価結果に記された事実(作業遂行の変化を含む)
は,評価者によって実際に確認されたものか	
  
–  ③評価結果の内容に対して「信頼できる」という確信が
成り立たないぐらい事実が省かれ,あいまいな概念が
使用されていないか	
  
–  ④論理的に適正で明瞭であり,作業有能性に焦点を
当てた判断が示されているか,です.
4条件記述法	
•  4条件記述法は,非構成的評価の評価結果の確
かさが担保されるように,要点を絞って書くための
技術	
  
•  4条件記述法によって書く視点	
  
–  ①評価結果を書きおろす視点をしっかり定め	
  
–  ②観察と面接によって経験された事実(作業遂行の変
化を含む)を書きおろし	
  
–  ③その際,事実は第三者が評価結果の内容に同意で
きるよう,明確な概念を使って端的に示し	
  
–  ④判断は作業有能性(生活の状態)に焦点を当てつつ
も,飛躍したり,過剰にならないよう注意しながら提示す
ること
4条件記述法	
•  4条件記述法は,上記に示した四つの視点か
ら評価結果を端的に記述することで,多くの
人が「確かにクライエントは変化した!」と確
信するような評価結果を示すことができる	
  
•  実際,これまでの研究では,4条件をすべて
満たすように意識しながら記述した非構成的
評価の評価結果は,多くの対象者から内容
に同意できるという判定を得ている.
4条件メソッドの練習問題	
  
4条件吟味法	
•  ある日,脳卒中の患者が転院してきた.患者が以前
入院していた病院からの報告書では,脳卒中のため
右上肢に重度の障害があり,機能的な実用手として
期待するのは困難であると書かれていた.しかし,実
際に簡単な動作を行ってもらったところ,明らかな麻
痺があるような動作は確認されなかった.それゆえ,
作業療法士は,患者の右上肢は十分に機能的な実
用手であると判断した	
  
•  Q1:確かな評価結果だと思う? 確かな評価結果で
はない?(確かな評価結果とはいいがたい?)	
  
•  Q2:その理由は?	
京極真:作業療法士のための非構成的評価トレーニングブック 4条件メソッド.誠信書房、2010
4条件メソッドの練習問題	
  
4条件吟味法	
•  片麻痺をもつ老年期の女性のクライエントは,「手工
芸はやりたくない」と話していた.しかし,他のクライエ
ントが料理を行う場面を案内したところ,楽しそうに見
学し,「昔はよくやったのよ.子どもにクッキーやケー
キをよく焼いてあげたわ」と活き活きとした表情で語っ
た.作業療法士は,クライエントの上肢機能が麻痺に
よって低下していることが,手工芸をうまく行えない原
因であろうと判断した.	
  
•  Q1:確かな評価結果だと思う? 確かな評価結果で
はない?(確かな評価結果とはいいがたい?)	
  
•  Q2:その理由は?	
  
京極真:作業療法士のための非構成的評価トレーニングブック 4条件メソッド.誠信書房、2010
4条件メソッドの練習問題	
  
4条件吟味法	
•  脳血管障害を持つクライエントの上肢機能を評価した
結果,運動機能は良好での脳血管障害の影響はほと
んどなかった.しかし,その一方で一部の機能では重
篤な障害があることが明らかとなった.病棟ADLの評
価では,立ち上がり,起き上がりといった基本動作は
要監視レベルで行えていたが,入浴行為や排泄行為
では解除が必要な様子であった.クライエントの予後
は寝たきりであると判断した.	
  
•  Q1:確かな評価結果だと思う? 確かな評価結果で
はない?(確かな評価結果とはいいがたい?)	
  
•  Q2:その理由は?	
京極真:作業療法士のための非構成的評価トレーニングブック 4条件メソッド.誠信書房、2010
4条件メソッドの練習問題	
  
4条件吟味法	
•  クライエントは,くも膜下出血になる前は茶道の先生を
していた.今回のクモ膜下出血の発症によって,「お
茶はもうできない」と残念そうに話していた.作業療法
士はクライエントの能力の状態に応じて茶道のやり方
を段階づけ,茶道を行う機会を提供した.作業療法中
に,作業療法士に「作法を教えたり,正座ができること
がわかり,「家に帰ったらまたやる」と話すようになった.
主体的な生活が再構築されたと判断した.	
  
•  Q1:確かな評価結果だと思う? 確かな評価結果で
はない?(確かな評価結果とはいいがたい?)	
  
•  Q2:その理由は?	
京極真:作業療法士のための非構成的評価トレーニングブック 4条件メソッド.誠信書房、2010
4条件メソッドの練習問題	
  
4条件吟味法	
•  右くも膜下出血で半側空間無視症状の強いクラ
イエントは,以前から編み物を行うのが好きだっ
たと語った.訓練に左手を用いた指編みで簡単
な作品を作ることを導入したところ,手順を記憶
するためにという理由で,自ら絵を描くようになっ
た.その際,手指が見落としなく描けていた.作
業療法士は,自発的に行った作業については,
半側空間無視を代償できる可能性があると判断
した.	
  
•  Q1:確かな評価結果だと思う? 確かな評価結
果ではない?(確かな評価結果とはいいがた
い?)	
  
•  Q2:その理由は?	

京極真:作業療法士のための非構成的評価トレーニングブック 4条件メソッド.誠信書房、2010
4条件メソッドの練習問題	
  
4条件記述法	
•  以下の文が読みやすくなるよう短い文に書き
なおしてください.	
  
–  通常,クライエントは在宅生活において作業バラ
ンスを自己管理していくが,Aさんのように,一日
を構成する作業が極端に少なく,ぼんやり過ごす
以外にやることがない場合は,作業療法士と相
談しながら生活の中に必要な作業を埋めこんで
いくことが必要である.	

京極真:作業療法士のための非構成的評価トレーニングブック 4条件メソッド.誠信書房、2010
4条件メソッドの練習問題	
  
4条件記述法	
•  以下の文は作業療法士が直接経験した事実
ですか,それとも間接的に経験した事実です
か.もし後者なら前者と読めるように修正して
ください.	
  
•  クライエントの家族は作業療法士に「家に帰って
もあの人(クライエント)は生活できない」と語った.	
  
•  クライエントは作業療法で取り組んだ作品が完成
すると,作業療法士にとびきりの笑顔で「頑張っ
てよかった」と言った.	
京極真:作業療法士のための非構成的評価トレーニングブック 4条件メソッド.誠信書房、2010
4条件メソッドの練習問題	
  
4条件記述法	
•  以下の文が論理的になるように加筆してくだ
さい.	
  
–  クライエントは病棟にいなかった.だから,作業療
法士はクライエントが売店にいると判断した	
  
–  クライエントは作業中に援助を求めることが増え
た.クライエントは作業を難しく感じている可能性
があると判断した	

京極真:作業療法士のための非構成的評価トレーニングブック 4条件メソッド.誠信書房、2010
4条件メソッドの練習問題	
  
4条件記述法	
•  以下の文を読み,どう修正すれば4条件を満た
せるかを検討し,修正してください.	
  
•  脳卒中を持つ患者の病院内における生活様式は,テ
レビを見る,リハビリテーションを行うのみで構成され
ていた.しかし,家族によれば,自宅へ退院した後,
猫の世話をする,妻とともに近所を散歩するといった
活動を行うようになった.また,看護師が訪問したと
きも,「やっぱり家のほうが好きなことできていいです
ね」と語ったという.作業療法士は,病院から自宅と
いう環境の変化によって,患者は病人から家族の一
員としての役割を取り戻しつつあると判断した.	
京極真:作業療法士のための非構成的評価トレーニングブック 4条件メソッド.誠信書房、2010
4条件メソッドの主著	
•  4条件メソッドに関心をもたれた方
は、ぜひ『作業療法士のための非
構成的評価トレーニングブック』を
お読みください	
  
•  この本では、4日間の集中特講で
技術を習得できます	
  
大学院生募集中	
•  吉備国際大学大学院保健科学研究科博士課程、
修士課程では大学院生を募集しています	
  
•  現在、京極研では博士課程3名、修士課程5名
の大学院生が研究に取り組んでいます	
  
•  OBP、作業機能障害、4条件メソッドに関心のあ
る作業療法士であれば分野は問いません	
  
•  関心がある方はぜひ kyougoku@kiui.ac.jp	
  まで
ご連絡ください

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