6. Copyright (c) 2017 Guild Works Inc.
ちょっとおさらい
“アジャイルな開発”とは?
少しずつ反復的に開発を進めることで
必要とする⼈から必要なフィードバックを得て
調整し続けられる開発
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ちょっとおさらい
“アジャイルな開発”とは?
少しずつ反復的に開発を進めることで
必要とする⼈から必要なフィードバックを得て
調整し続けられる開発
「インクリメンタル」(少しずつ)
「イテレーティブ」(繰り返し)
つまり「早く(少しだけ)形にできる」やり⽅
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リリーステスト実装設計
フェーズゲート開発
アジャイルな開発
要件定義
開発された
ボリューム
8
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https://www.slideshare.net/papanda/ss-41638116https://www.slideshare.net/papanda/ss-79465986
“アジャイル開発”の理解を深める 具体的な進め⽅を知る
From do agile To be agile.
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早く(少しだけ)形にできることの意義
フィードバックに基づく調整で、⽬的に適した
ソフトウェアに仕⽴てられる
形にすることで早めに関係者の認識を揃えられる
つくるものやチームについての問題に早く気付ける
チームの学習効果が⾼い
早く始められる
結合のリスクを早めに倒せる
Time to market が短い
サンクコストが⼩さくできる
開発チームのリズムを整えられる
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
10
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もうちょっというと
プロセスやツールよりも個⼈と対話を
ビジネス側の⼈と開発者は、プロジェクトを通して
⽇々⼀緒に働かなければなりません。
情報を伝えるもっとも効率的で効果的な⽅法は
フェイス・トゥ・フェイスで話をすることです。
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もうちょっというと
プロセスやツールよりも個⼈と対話を
ビジネス側の⼈と開発者は、プロジェクトを通して
⽇々⼀緒に働かなければなりません。
情報を伝えるもっとも効率的で効果的な⽅法は
フェイス・トゥ・フェイスで話をすることです。
これまで通りの解釈では
リモートワークに合わない
(⾃分たちの状況によった解釈が必要)
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そもそもリモートワークで必然性あるのか?
当然、リモートワークでの開発だからといって、つくる
ものは容易ではない。というか、昔に⽐べるとますます
よくわからないものをつくっている。
早く少しだけ形にすることで
つくるべきものが何か理解で
きる
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① ツールコミュニケーションが中⼼
② 何をつくるべきかの統制を記述に頼りがち
③ あいまいさが混乱を招く。責任分界点が求められる
④ …ということやっていくと、⾃ずと硬めの計画的になる
物理的に離れた分散開発の場合
プロダクトオーナー
開発チーム
プロダクトオーナー代⾏
兼マネジメント
A拠点デザイナー
B拠点プログラマー C拠点プログラマー
スクラムイベント
委託契約
委託契約
委託契約
UserStory Base
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① ツールコミュニケーションが中⼼
② 何をつくるべきかの統制を記述に頼りがち
③ あいまいさが混乱を招く。責任分界点が求められる
④ …ということやっていくと、⾃ずと硬めの計画的になる
物理的に離れた分散開発の場合
16. Copyright (c) 2017 Guild Works Inc.
① ツールコミュニケーションが中⼼
② 何をつくるべきかの統制を記述に頼りがち
③ あいまいさが混乱を招く。責任分界点が求められる
④ …ということやっていくと、⾃ずと硬めの計画的になる
⑤ “いつもの(同席の)感じ”でいると品質は落ちる
⑥ むちゃくちゃマネジメントも⼯数かかる
物理的に離れた分散開発の場合
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リモートワーク開発、やばい?!
① ツールコミュニケーションが中⼼
② 何をつくるべきかの統制を記述に頼りがち
③ あいまいさが混乱を招く。責任分界点が求められる
④ …ということやっていくと、⾃ずと硬めの計画的になる
⑤ “いつもの(同席の)感じ”でいると品質は落ちる
⑥ むちゃくちゃマネジメントも⼯数かかる
物理的に離れた分散開発の場合
18. Copyright (c) 2017 Guild Works Inc.
Cost
Delivery Scope
Quality
よくある”アジャイル開発”の教え
QCDは固定なのでSで調整しよう
リモートワーク開発に移⾏して
最初にやられるパターン
C
D
Q
S
機能の仕様を⽐較的細かく事前に
決めておかないとQもCもDもずれる!
Sも固定する。(あれ?)
次にもめるパターン
C
D
Q
S
Sが決めきれないので、時間契約
しよう!(=コストで調整)
現実的にはDがコミットできない
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3年間の実地検証による学び
離れているからこそ、いつ仕事をするかなんて当⼈次第。
時間契約でないならば、結果の測り⽅は成果主義。
① やり⽅がプロなら、成果もプロ。
② 信頼がおける、お互いの価値観。
リモートワークによる(アジャイルな)開発にある ”フォース”
離れているからこそ、いちいち疑⼼暗⻤にならなくて済む
ように、仕事に対するあり⽅が共通認識化されていること。
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① やり⽅がプロなら、成果もプロ。
(1) アウトプットではなく、アウトカムに対する対価。
機能(アウトプット)ではなく、⽬標達成の度合い(アウトカム)を
ベースに対価を決めるイメージ。
ある達成に対して、どの程度の対価でやるかを握って進める。
ある仕事をするのに、どの程度時間をつぎ込むかは⾃分次第。
想定よりも物理的な時間がかかることもあるし、少なく済むこと
もある。
もちろん、やってみないと分からないこともある。想定の度を
越える場合は、期間やお⾦、スコープなどで調整をかける。
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① やり⽅がプロなら、成果もプロ。
(2) バッファマネジメントで期間を守る。
「プロとして、仕事をやりきる」スタンスでも、⼀番ネックに
なりがちなのは ”スケジュール”。
リモートワークは、同席に⽐べると、認識やコミュニケーション
のオーバーヘッドは必ずある。それは、期間に響いてくる。
期間のコミットを守るためには、”バッファ”のマネジメントが
必須。プランニングでの腕の⾒せ所。