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議論を描く技術「ファシリテーショングラフィック」
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議論を描く技術「ファシリテーショングラフィック」 Agile Japan2010 Day1 Workshop1 2010/04/09
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議論を描く技術「ファシリテーショングラフィック」
1.
AgileJapan2010 DAY1 Workshop1
2010/04/09
2.
西河 誠
3.
4.
5.
やりはじめ 資料提供:加藤彰さん
6.
いろんなところでやってみました
・会議が生産的に! ・エンジニアも使える! ・楽しい!
7.
Agileとファシリテーショングラフィック • Agileは顧客価値の最大化が目的
• 顧客との対話 • メンバーとのFace to Faceのコミュニケーション • 人と人との相互作用 • ・・・ • 対話を促進し、まとめる技法を磨くと効果的 • 描くことで見えてくる。やってみよう!
8.
本もおすすめしますが、
9.
やってみるとすぐわかる!
今日はひたすら書いてください!
10.
本日の内容 1.
自己紹介ワーク 2. ファシリテーショングラフィックとは 3. 基礎演習~実践ライティングプラクティス 4. 基礎演習~基本図形,空間のデザイン 5. 実践演習~見える化&カイゼン 6. ファシグラを活用しよう! 7. ふりかえり
11.
配布物確認 • プロッキー8色セット
さっそく使ってみましょう♪
12.
プロッキーを使ってみよう • A3用紙に自己紹介を書いてみてください。
– お名前 – お仕事 – 今日学びたいこと • いろんな色を使うこと • イラストもOK • 制限時間3分 制限時間 分
13.
自己紹介タイム • 先ほどの「自己紹介シート」を使ってグループ
内で自己紹介してください。 人 分 • 1人1分で!
14.
15.
16.
17.
議論が活性化する
話の内容が見える
18.
テーマが見える
議論のプロセスが見える ゴールに向かう
19.
20.
21.
巨大討議空間をつくる
資料提供:加藤彰さん
22.
皆に見てもらえる配置を作る~FGを観ながら議論してナンボ! 模造紙・ホワイトボード
模造紙・ホワイトボード 資料提供:加藤彰さん
23.
24.
25.
26.
27.
基礎演習
ファシグラ ライティングプラクティス
28.
ライティングの基礎 • 大きめで、はっきりと、ていねいに –
タテ線は太く,ヨコ線は細く • 迷わずに – すぐに思いつかない漢字はカタカナで • 要約する – ポイント,頻出ワードをとらえる – みんなが知ってる略語を活用
29.
(参考)プロッキーの持ち方 • 太いほうを使う • 寝かせて持つ •
トンガリが左側
30.
ライティングプラクティス •
私の「発言」をファシグラしてください。 • 3つのレベルに分けて練習します。 • 足りなくなったら新しい紙を使ってください。 • ライティングの基礎を忘れずに。
31.
レベル1 • 簡単なキーワード • 3回繰り返して言います •
見やすい字を心がけましょう
32.
レベル2 • ちょっと書き取りにくいキーワード • 3回繰り返して言います •
わからない漢字はカタカナで
33.
レベル3 • 口語(セリフ)の書き取りです。 • 2回繰り返して言います •
要約、略語を工夫してみましょう。
34.
字を書くのに慣れましたか? • グループで共有してみましょう。 –
うまく書けたところ – 難しかったところ – 見やすく書くコツ – 的確に書くコツ
35.
プラクティス・キーワード一覧 •
【 Lv1 】 • 【 Lv3 】 – カレーライス – パーソナルコンピュータの導入を検討します。 – 牛丼 – ライセンス契約の延長については、5月末まで – 新入社員 に結論を出すようにマネージャから指示があり – アジャイルジャパン ました。 – twitter – agilejapan.orgは、アジャイルを軸に本気で現 場改革を進める、ビジネスマインドを持つ人の 交流サイトです。 • 【 Lv2】 – 郵政民営化 – TimeCupsuleは、AirPort Extremeベースス – 野中郁次郎 テーションとハードディスクから構成されている、 – Alan Shalloway 802.11nワイヤレスとサーバグレードHDDでで – 独立行政法人情報処 きたバックアップ用ハードウェア。家の中の 理推進機構 MacBookやデスクトップMacをすべてひとつの – 構成 TimeCapsuleに無線でバックアップできる。
36.
ポイントの強調 • 見出しのレベルと記号を決めておく • イラストの活用 •
色の使い分け
37.
見出しのレベルと記号を決めておく
38.
イラスト • イラストを入れると、文面に表情を与えられます。 • いくつかの基本パターンを習得しておきましょう。
– ケータイの絵文字が参考になる。
39.
基本イラスト演習 • 次のイラストを考えてください。 ①グッドアイデア!
②困った。。 ③活発な発言 ④NG ※ケータイなどをカンニングしてもOK 制限時間:3分
40.
基本イラスト演習
41.
色の使い分け • ファシグラ前に、使う色を決めておく。 –
基本色 – 強調色 – 補助色
42.
43.
44.
45.
基本図形
46.
基本図形を覚える • 基本図形(フォーマット)を身につける効果 –
論理的な比較検討や議論 – 抜けの無い議事 – 会議プロセスのデザイン – 的確なまとめ • 会議の流れを読み、フォーマットを決める • 事前準備できるなら、最初に描いておく
47.
ツリー型 • いろんなレベルで出てくる意見をもれなく拾う • マインドマップもOK
48.
フロー型
• 処理手順 • プロセスを議論 するとき
49.
マトリクス型 •
意見や情報を分類 • 比較、分析に効果的 • ジョハリの窓とか
50.
サークル型 • グルーピング,重なりを表現 • たくさん出た意見をまとめるときに有効
51.
空間のデザイン
矢印はフローが見える
52.
空間のデザイン
マトリクス型の活用
53.
空間のデザイン
脱線したら、 パーキングロットへ。
54.
基本図形まとめ • 基本形を覚える –
フロー型 – マトリクス型 – ツリー型 – サークル型 – さらに、組み合わせてオリジナルの型を持つ。 • 使える分だけグラフィックスキルが向上!
55.
基本図形 • (例) –
データフロー図
56.
基本図形演習 • (例2) –
進捗会議の議事録フォーマット
57.
実践演習 ~ファシグラ会議を体験してみよう~
58.
ファシグラ実践ワーク • ファシグラ会議を体験してみましょう –
グループで一つのテーマを選択 – テーマについて、ファシグラで分析する – メンバーの提案を引き出す – グループの結論をファシグラでまとめる
59.
ファシグラ実践ワーク テーマ選定(5分) •
テーマ選定 – 次の3つからどれかを選んでください。 打倒Google! Yahoo!Japanの新サービス 残業規制でできた時間を活かせ! デキるアフターファイブのすごし方 暖かくなったり寒くなったり・・・ エコで快適なエアコンの新機能
60.
ファシグラ実践ワーク • 分析(10分) –
選んだテーマをファシグラで分析します。 • 機能分析 • 課題分析 • 市場分析 – テーマをしっかり可視化しましょう。
61.
「見える化とカイゼン」ワーク • 提案,改善(10分) –
分析結果から、新規提案,改善点を考えます。 • 問題点、課題は解決する • 市場動向は一つの鍵になる • アイデアの結合や、発想の転換
62.
「見える化とカイゼン」ワーク • まとめ(5分) –
議論の結果をまとめます • ポイントになった提案や意見 • 結論(出なくても良い。) • メンバーの同意 • 残った課題
63.
ファシグラ実践ワーク • 例
64.
ファシグラ実践ワーク • 例
65.
ファシグラ実践ワーク • 例
66.
ファシグラ実践ワーク • 例
67.
ファシグラ実践ワーク • 例
68.
ワークの進め方
• 各フェイズでファシグラ担当 を交代 • とにかく書きまくりましょう! – 結論は出なくてもOK! • 時間は30分!
69.
ワークのまとめ • ほかのグループのファシグラも見てみましょう • ここが良い!というポイントが見つかれば、
付箋に良かった点を書いて貼ってあげましょう。 • 良かった点は次の機会に活用してください!
70.
ファシグラを活用しよう!
71.
導入手順
最初はひっそり • Step1:最初はひっそり – 日頃のメモ – セミナーレポート – 席でのプチ打ち合わせ
72.
導入手順
確認に使う • Step2:確認に使う – 「ここはこういうことでよろしいでしょうか?」 • 意見が合わないところ • 議論が迷走しているシーンで – 「まとめるとこういうことになります」 • 最後のまとめで
73.
導入手順
議論を始める前のテンプレートに • Step3:議論を始める前のテンプレートに – アジェンダを書いておく – 表や図を書いておく – ゴールを書く – スケジュールを書く – 役割を書く – パーキングロットの設置 – KPTする
74.
導入手順
自然なファシグラを心がける • Step4:自然なファシグラを心がける – 最初から「この会議ファシグラします!」はNG! – 自然な流れで書く – 時と場合に応じて – 空気を読む – 究極は自然なファシグラ
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導入手順
流派を持つ • Step5:流派を持つ – メンバーのイメージが一致する書き方を探求する – 職種、その場に応じたフォーマットを選べる – 要約力を身につける – 場を作る – 独自テクを編み出す
76.
導入手順 • Q:プロッキーが無い場合は? –
ホワイトボードマーカーや、ボールペンでも書 くテクニックは共通です。 – 野球に例えれば、プロッキーは金属バット • 飛距離が伸びる(ホームラン打ちやすい) • 打球が早くなる(ヒットが出やすい) – 準備が可能であれば、使いましょう。 – 基礎技術を練習し、経験を積んでおくと、他の 道具(ホワイトボード)でも、高い表現能力を 発揮できるようになります。
77.
ファシグラしよう! • 今日の基本をしっかりと身につける! • 現場で活用し、レベルアップ!
78.
ふりかえり
79.
今日のふりかえり • 隣の人の「気づき」「感想」をインタビュー • A3用紙にファシグラする •
1人あたり5分以内で。
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