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構造主義医療の挑戦 
ー健康増進とはどういうことかー 
名郷直樹
自己紹介 
1986年 自治医大卒 
同年 名古屋第二赤十字病院研修医 
1988年 作手村国保診療所 
1992年 自治医大地域医療学 
1995年 作手村国保診療所 
2003年 社)地域医療振興協会 
      東京北社会保険病院臨床研修セ 
ンター 
2011年 武蔵国分寺公園クリニック 
専門領域 構造主義医療
今日お話しすること 
健康増進というコトバについて 
構造主義医療のアプローチで 
元の現象をたどる 
EBMの時代は終わりつつある 
すでに次の課題は明確 
神奈川構造主義医療実践研究会へと
見えるものしか見な 
い
最初に質問 
自分自身にとって「健康が増進する」と 
は 
具体的にどういうことでしょうか 
個人で 
隣り同士で
続いて質問 
健康増進した人ってどんな人ですか? 
見たことありますか?
健康増進の位置づけ 
診断・治療 
早期発見・早期治療 
健康増進 
今より健康に
健康の喪失と回復 
健康増進の前に
健康が失われる 
腰が痛い 
血圧が上がる 
2つの違いについて考えてみよう 
腰の痛みによって健康の喪失を体験でき 
る 
血圧上昇による健康の喪失は現時点では 
体験できない。将来の脳卒中によって体 
験されるかもしれない
健康を回復した 
腰の痛みがなくなった 
血圧が下がった 
2つの違いについて考えてみよう 
腰の痛みの消失によって健康の回復を体 
験できる 
血圧下降による健康の回復は現時点では 
体験できない。将来の脳卒中予防によっ 
て体験されるかもしれない
痛みと健康 
喪失も回復も 
体験がはっきりしている 
少なくとも本人には 
ただコトバで他人に伝えることは困難 
顔をしかめる、さっと動けない 
痛みの経験があれば 
間接的には体験できる
慢性疾患と健康 
高血圧、脂質異常、糖尿病 
体験とは無関係な健康 
失っているのか、回復したのか、自分自 
身で体験することはできない 
ただ将来の体験とはつながっている 
つながっていない場合も多い 
正常血圧でも脳卒中になるし 
高血圧でも脳卒中にならない
クオリアとコトバ 
コトバにできない、生の体験 
体験はコトバにできない 
コトバは体験から解離するのが普通 
体験のないところにこそコトバは威力を 
発揮する 
痛みより高血圧に対してこそコトバが使われ 
る
健康とは、クオリアである 
コトバじゃない
血圧をコントロールして健康 
増進 
そんなふうに言葉が使われるんだけ 
ど
健康は増進したか? 
50代で降圧薬飲んで 
血圧140であった人 
が 
60歳で薬なしで140 
しかし、脳卒中の危 
険は2倍 
60歳なら血圧120未 
満なってようやく50 
歳140と同じ 
110なら健康増進?
健康増進と体験① 
健康増進という体験をしたことがあるか? 
血圧が下がる? 
コレステロールが下がる? 
血糖が下がる? 
痛みがなくなるということに匹敵する体験 
は?
健診で健康は増進しない 
CDSR 2012, Issue 10. Art. No.: CD009009.
健康増進と体験② 
気分が良い 
調子いい 
よく眠れる 
元気 
これは体験として明らか
異常な構造 
血圧が高くない 
  →気分が良い 
コレステロール、血糖が高くない 
  →安心した 
直接的な体験はなく 
体験に結びつかない血圧値、コレステロ 
ール値で安心するというあいまいな体験
体験としての健康増進 
血圧、コレステロール、血糖にも関係な 
く 
気分が良いという体験こそが健康増進で 
はないか?
DMの早期発見は健康を増進せ 
ず 
早く見つけて安心している場合では 
ない 
Lancet 2012; 380: 1741–48
早くから血糖に気をつけて健 
康を増進しよう 
それに対応する現象はない
がん検診では? 
早期発見・早期治療だけど
大腸がん検診はがん死亡を減ら 
す 
Cochrane Database of Systematic Reviews 2007, Issue 
1. Art. No.: CD001216.
大腸がん検診は健康を増進する 
? 
全体を見てみると
実際に起こっていること 
見えるものを見る
がん死亡は減少
さらに脳卒中が予防できても
しかし、生き死にでは
全体でみると 
一つひとつの疾患で見ると一部には健康 
増進があるかもしれない 
ただ全体でみると、悪化を避けられない
構造主義医療の背景 
ソシュールの言語学 
対応の恣意性 
分節の恣意性 
連辞関係 
連合関係
構造主義医療の基本構造 
実体、現象、コトバ、私
「健康増進」を科学的に定義す 
る 
「健康増進」という実体がある 
外部の実在物:「健康増進」 
病態生理、臨床研究 
現象 
• 血圧が下がった、血糖が下がった、コレステロー 
ルが下がった 
コトバ 
「健康増進が実現」
実体と現象 
「健康増進」の実体をとらえることがで 
きるか 
とらえることができるのは現象だけであ 
る 
試験管内、動物、人体での実験 
観察研究、臨床試験 
• いくら積み重ねても実体そのものに届かない
現象とコトバ 
現象は記述できるか 
記述できない 
現象は時間を含む変なる物 
コトバは時間を抜いた不変なる物 
しかし、現象はコトバで記述される 
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• 変なる現象である健康増進を不変のコトバで記述
そして、「私」、あるいは観察 
者 
現象 
私が観察した現象 
コトバ 
私が発したコトバ 
現象も、コトバも私から逃れることはで 
きない 
現象も、コトバも観察者に依存する 
量子力学:電子は波か、それとも物質か
実体、現象、コトバ、私 
実体は時間を含む 
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いかなる現象もコトバで記述される 
それらのコトバは「私」のコトバという 
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平たく言うと 
薬を飲んだら血圧が下がった 
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効果の実体→現象→コトバ 
私が観察した現象、コトバ
老いと健康増進 
アンチエイジング 
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若返ることは可能か 
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構造主義科学論とは? 
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実体と現象は同じでない 
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普通のコトバでしか形式化できない同一性 
を 
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構造主義医療の枠組み 
実体現象コト 
バ 
GAP GAP 
私
コトバから現象が生じる 
コトバが世界を作る 
実体現象コト 
バ 
GAP GAP 
私 
「糖尿になる前から血糖を低めに抑えて健康増進」と 
は?
現象からコトバをたどる 
コトバ以前の世界 
実体現象コト 
バ 
GAP GAP 
私
名郷の3世界 その2 
体験の世界 
体験すればわかります 
将来の予測に基づく世界 
時間がたてばわかります 
表現の世界 
体験がなくてもわかります 
これもポパーのパクリですけど
結論 
健康増進は、 
体験を持たないコトバによって 
実体なき減少がねつ造されている 
あるのは、「健康増進」というコトバだ 
け 
実体は見えない
構造主義医療による定義 
普通のコトバでしか形式化できない同一 
性を「明示的な関係形式+別のコトバ」 
=構造 に変換 
健康増進とは 
黄昏ていくしかない健康をできる限り食 
い止めようとする運動 
逆方向としての言い換え:アンチエイジング
黄昏ていくしかない健康 
血圧は上がる 
脳卒中は増える 
心疾患は増える 
肺炎は増える 
がんは増える 
白髪になる、禿げる 
しわが増える 
これらは明示的に示すことができる
健康増進 
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こと 
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あたかも存在するかのように 
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コトバには力がある
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生きるとは 
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さらに別のコトバで 
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今の一時点の体験 
今日も一日よく死んだ 
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くどいですが 
健康を求めすぎる不健康 
健康をあきらめる健康 
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え続けたい
健康は増進したか? 
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