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ビジネスをデザインする
匠Method
1
関西匠塾
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匠メソッド概論
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匠Methodで目指した
ビジネス企画・開発に求められていること
素早く立ち上げる
ビジネス価値が検証できている
小さく立ち上げて大きく成長
ビジネスの変化に耐えられる
実現性のリスクが少ない
3
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日本企業でよくある解決すべき課題(匠Methodの狙い)
4
プロジェクトの目的や価値を見失ってしまう
・ユーザにとって役立たない機能のように思えるけど、まあ決められていることだから仕方がない
・上司に「なぜこの機能が必要かと聞いたら、そんなことは考えなくてよい」と言われた。
メンバー間のコミュニケーション不全
・プロジェクトが始まった時に、各部門が集まり、何度か打ち合わせしたけど、後はそれぞれバラバラ
に仕事を進めているように思える。大丈夫かなと思っていたけどやはり失敗するとはね。
アイデア倒れ・絵に描いた餅
・誰かが思いついたアイデアを基に企画を進めて開発段階になったけど、ビジネスでどのような
メリットがあるかは、あまり考えていなかったのが失敗だったのかなぁ。
・うちは戦略という言葉で掲げられたものを部門で実現するための戦術のようなものがなくて、ただ
頑張って毎年やっているように思えるけど、戦略で掲げたことも達成できたことがないような?
リーダ不在・マネジメント不徹底
・ユーザから言われたことをただ実行するばかり、こちらから提案することもしなかったように思うし、
ユーザからの要求を全て受け付けて、要求が膨大になってユーザが本当に必要としているも
のが見えなくなっているんじゃないかな?。
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匠メソッドの活用領域
ビジネス企画
製品企画
業務改革
企業・中長期戦略
プロジェクト・デザイン
キャリア・デザイン
部門デザイン
ITシステム・デザイン
匠メソッドはビジネス企画メソッドから発展させてきましたが、様々な領域で
活用可能です。
5
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これまでの計画主導のITプロジェクト
Proje
ct活動
P
D
C
A
計画主導のITプロジェクトの弱点
■価値を見失う
計画=>工数=>必要機能=>要求爆発
■クリエィティブな課題に取り組めない
ITを有効に活用できない
■人が育たない(ユーザ企業、IT企業)
ビジネス慣習
6
PDCAサイクルによる活動はとても良い習慣ですが、下記の弱点もあります。
PDCAサイクル(サイクル)とは、品質管理を構
築したウォルター・シューハート、エドワーズ・
デミングらが提唱した考え方であり、日本でも広
く定着しています。
業務の中でPDCAサイクルを回すことで、計画、
実施、評価、改善を繰り返すことができるという、
いわばお手本のような仕事の進め方です。
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□ビジネス価値
・利害関係者の価値
□ビジネス要求
・変化するために必要
となる活動や行為
□業務モデル(IT活用)
・新しい業務の姿
□活動モデル
・活動内容と計画
ビジネス
価値
業務
活動
要求
7
価値創造サイクル
匠Methodは、価値をデザインして、行動計画につなげるための
「価値創造サイクル」をサポートするメソッドです。
実際の流れ
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価値創造サイクルの効果
価値
創造
価値
業務
活動
要求
Project
作業
P
D
C
A
第2のサイクル(実施)
・価値が高く、実現性が容易な
プランの形成
第1のサイクル(価値創造)
・価値を描き・価値共感と価値検証を行う
プラン(P)の前値創造サイクルを入れることで、価値がなく
無理無駄の多いプロジェクトに価を排除できる
8
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ビジネス企画の未来
価値
創造
価値
業務
活動
要求
実施
P
D
C
A
第2のサイクル
(実施サイクル)
第1のサイクル(価値創造)
作りが高速化 => 価値創造サイクルに実施サイクルが内包される。
量から質へ
モノからサービスへ
作るから創るへ
社会環境の変化による
人の価値観や、経営意識の変化
作るから組合せへ
9
当社製品 「匠Method for Salesforce」
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業務
作用
行動力UP
動機力UP
価値
要求
活動
現状
要求分析ツリー
価値分析モデル
理想
価値デザインモデル
ゴール記述モデル
新業務フロー
現業務フロー
プロト開発等
戦略的要求の絞り込み
10
change
※「モデル」とは、形式を持った図のことです。
匠メソッド知識体系とモデル
価値の
要素
※「要求」とは、現状から理想への変化するために
必要となる活動や行為のことです。
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業務
価値
要求
活動
現状
理想
11
各モデルのインクリメンタルな作成
①価値要素の反映
③要求の業務実現
②要求から導き出された価値の反映
④業務見える化により
具体化された要求の反映
⑥要求ツリーによる活動の
優先順位付けと落とし込み
⑦活動の見える化による新たな
活動の発見と要求化
⑧活動から導かれた要求の価値
の検証と反映
⑤業務から導かれた要求の価値
の検証と反映
モデル作成の基本的な流れ
後方モデルからのフィードバックの流れ
図の解説
各モデルは、下位モデルからのフィードバックを受けることでインク
リメンタルに作成されます。下記はその一般的な一例です。
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価値の表現
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匠Methodにより価値のデザイン
13
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価値の表現(自分なりの発見)
14
ストーリーストーリー
人が魅力を感じるモノにはストーリーがある。
もの
価格
機能性
見た目
デザイン
企業のストーリー
(アップル)
創造者のストーリー
(ジョブズの生きざま)
製品のストーリー
(製品の成長・コンセプト)
製品の活用ストーリー
(ライフサイクルにおける活用)
表層的価値 深層的価値
一見してわかる
いつの間にか人の
心に忍び込む
価値の
持続性
長い短い
※匠Method (2012.4)
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深層的価値とは
• 企業のストーリー
– 企業のサクセスストーリーを紹介した記事や、それをロゴのデザインとし
て取り入れる。企業ストーリーをオフィスデザインに取り入れる企業も多
い。
• 創造者のストーリー
– プロダクトを創造した人物そのもの。その人の行動や発言、やり遂げた
事などがストーリー化される。
• 製品のストーリー
– どのような価値観を持って生まれ、どのように成長しているか。Howの
手探り、Howからの突き上げにより、どのようなインパクトを世の中に
与えてきたか。
• 製品の活用ストーリー
– 製品をユーザのライフサイクルや、ワークスタイルにどう適合しているか
を、ストーリーとして表現。匠Methodでは、製品価値を、製品企画段階
にて、内に評価する際にも活用される。また、製品を普及する際には、
この活用ストーリーをプロモーションする。
15
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価値デザインモデルの作成
16
価値デザインモデルとは、プロジェクトで大切にすべき骨組み部分を形成します。
価値デザインモデルは、「ビジョン」、「3つのコンセプト」、
「言葉(キャッチフレーズ)」、「意味」、「ストーリー」、
「デザイン(ロゴ)」の6つの要素でプロジェクトの価値を表現します。
プロジェクトに対する
皆さんの夢、大きな野望
または志
ビジョンに近づくために重要
とする3つのコンセプト。プロジェクトを一言
でいうと何?
(キャッチフレーズ)
プロジェクトの
全体が示す
意味を解説
ビジョンに向かって
進む道のりを
ストーリー化
プロジェクトの
ロゴイメージ
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企業デザイン
17
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価値からデザインする効果(その1)
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
価値は場所があり、場所には人がいる
「領域(フィールド)とステークホルダーを意識する」
19
ビジネス戦略 業務
オペレーション
ユ
ー
ザ
ビ
ジ
ネ
ス
システム要求
シ
ス
テ
ム システム
設計・開発
業務戦略
業務
オペレーション
自
社
業
務
活用ユ
ー
ザ
自社の開発担当
利用者
社員
企業のオーナー
企画担当
企業の業務担当
自社のオーナー
企画担当
自社の業務担当
領域 ステークホルダ
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ステークホルダモデル
20
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ステークホルダ(他人視点)の価値を描く事を努力する事で、既成
概念から脱出し、視野の広いビジネス視点からプロジェクト目的を考える
価値モデル「価値分析モデル」
21
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価値からデザインする効果(その2)
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
価値モデル「価値分析モデル」
23
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
シーズからニーズをプロモーション・ブランド化
するための2つの価値モデル
24
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 25
要求の表現
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
要求モデルは2つの価値モデルの要素がベースとなる
26
戦略要求
レベル1 レベル2
Step1
価値デザインモデルのビジョンと3つのコンセプトにより、要求分析ツリーの戦略要求
のレベル1とレベル2に持っていく。
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
要求モデルは2つの価値モデルの要素がベースとなる
27
Step2
価値分析モデルのプロジェクト目的を要求分析ツリーのレベル3に持っていき、双方をつなげる。
業務要求やIT要求は、価値分析モデルの価値記述の中の「手段」を抜粋して要求として分かりやす
い言葉に変える。
戦略要求
レベル1 レベル2 レベル3
要求分析ツリー
目的 手段
目的 手段
■レベル2とレベル3が連結できない原因と対策
1. 目的の表現が抽象的すぎる
✓ 例えば「売上拡大」と言った目的の場合、コンセプトの上位となります
✓ 対策 「若手層の売り上げ拡大」というようにターゲッティングします
✓ フィードバック 「価値分析モデルの目的も変更します」
2. コンセプトが曖昧すぎる
✓ 例えば「綺麗な銭湯でゆっくり疲れを取る」のような曖昧なコンセプト
✓ の場合、どの目的が下位要求になるかはっきりしません
✓ 対策 具体的なコンセプト表現に変更して「レベル2の戦略要求」とします
✓ フィードバック 「価値デザインモデルのコンセプトも変更します」
3.目的同士が「目的と手段」の関係がある
✓ 目的同士で上下関係があるように思えてコンセプトに繋げにくい
✓ 対策 上位・下位の目的に分類してみて、その中のどこの段階を目的とする
かを決め、それ以外は排除あるいは、下位の要求は業務要求とする。
✓ フィードバック 「残った目的を持って価値分析モデルの目的とし、
価値記述も併せて変更する」
4.目的とコンセプトのタグ名の意味がほぼ同じことを言っている
✓ そもそも2つのモデルで作成したものであり、こういうことも起きます
✓ 対策 どちらかを活かす。目的を活かすとすれば、その上位のコンセプト
を再度考えるコンセプトを活かすとすれば、同じ意味を示す目的は排除する
✓ フィードバック 「価値デザインモデルのコンセプトか価値分析モデルの目
的を修正する」
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要求分析ツリーの完成
完成された要求分析ツリーは次の通りです。
28
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活動の表現
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活動モデル例「ゴール記述モデル」
30
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活動モデル例「プランニング」
31
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ビジネスを組織で道に迷わずアジャイルする
価値
創造
価
値
業
務
活
動
要
求
Proje
ct作
業
P
D
C
A
Proje
ct作
業
P
D
C
A
Project
作業
P
D
C
A
イテレーション開発
32
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匠Methodにおける
抽象モデルと具象モデルの関係性
(要求モデル)
抽象モデル
具象モデル
(価値モデル) (業務モデル) (活動モデル)
戦略要求 業務要求 IT要求 解決策 抽象モデルの特徴
具象モデルの特徴
抽象化を行うことで本質面での全体像
を的確に捉えることができる。
長所:全体的な合意形成を図りやすい
短所:心に響くものや刺激は少ない
リアルなシーンが思い浮かばせるので
心を動かすようなモデルとなる。
長所:自分(達)を動かす原動力になる
短所:全体より部分的なので全体モデル
で補完する必要がある。
こんな価値を感じて
くれるし、感じられ
るんだ。ワクワク。
こんな業務にな
るんだ、やって
やるぞ!
ほんとにできる
かな?いや、
やってやるぞ!
なるほど! 戦略と業務とITの要求がこういうつながり
方しているんだ、全員納得
33
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匠Methodの全体体系
34
◆要求分析ツリー
◆ステークホルダ
ーモデル
◆価値分析
モデル
◆価値デザイン
モデル
◆ビジネスコン
テキストフロー
◆SWOT
分析シート
◆匠BSC
戦略マップ
ベースモデル
組織モデル
◆ビジネス
モデル図
◆ユーザコンセンサス
モデル
ビジネスモデル
◆概念モデル◆ユーザトランザクショ
ン
◆内部プロセス
◆ゴール記述
モデル
◆システム
ユースケース図
◆初期プラン
◆ビジネス
ユースケース図
共通
A.ビジネスアイデアの具体化
ビジネスの仕組み作り
B.企業戦略の強化。プロダクトとの
関係性を見える化
C.関連部署が多く、複雑な組織の変革
D.プロジェクトへの
落とし込み
E.システム開発への繋ぎ
◆ストーリーボード
ビジネスコンテキストフローの派生版 ※その他設計モデルと併せて提案
業務モデルの強化 システムモデル
◆プロダクト
ロードマップ
F.プロダクトデザイン
◆未来価値
デザインモデル
プロダクトデザインモデル
コンセプトデザイン
モデル
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匠Methodと問題・課題の関係マップ
35
ビジョン
コンセプトコンセプト
コンセプト
戦略要求
業務要求
IT要求
解決策
問題
問題を見
る視点の
高さを調節
課題
課題
課題
課題
課題
ステークホルダ
価値 価値 価値 価値
匠Methodの
が概念要素
未来
将来
の価値
現在
の価値
最終顧客お客様自社
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意志
(Intent)
表現
(Design)
活動
(Activity)
意識 意識 意識 意識参加者
意志、表現、活動
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○社内、関係者
・企画段階…認知度向上承認スピードアップ
・開発段階…共通価値・戦略に基づく最適な
活動とプロジェクト力強化
ブランド化
○社会、市場、お客様
・魅力的な社会・市場づくり
・購買意欲の向上
・ファン作り
市場 最終ユーザー
社長 企画 営業 開発 運用業務
当事者たちの想い
自信と誇り
生きがい・やりがい
社会的責任
語りの力
意志
表現 活動
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
匠Methodの強化
(表現の強化)
ブランド企業と提携新たなソリューション
(活動の強化)
・アジャイル等開発ソリューションの強化
・価値計測
匠Method Value Metrics研究会
(一般化)
・より分かりやすく、入りやすく
(学生への啓蒙、匠女子会)
意志
表現 活動
意志の方向性
を計画活動へ
◆価値分析モデル
◆価値デザインモデル
◆要求分析ツリー
◆ゴール記述モデル
◆ビジネスコンテキストフロー
or ビジネスモデル図
匠Method
匠Method
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
英語版匠Method
39
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 40
英語版匠Method
匠Methodは、新たな価値をデザイン
するだけではありません。価値をデザイ
ンした後、価値から行動に移すための手
法であり、価値から、ビジネス戦略要求、
業務要求、IT活用要求、活動とツリー上
に見える化を行います。
これにより、最適な手段を把握すること
で、もっとも価値が高く、効果的な活動
方法を生み出すことができます。
これをスピーディに行うための手法が
匠Methodなのです。
1.Universal Language for Values
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 41
英語版匠Method
匠Methodには、「ミクロ・マクロ同一活用の原則
(次ページ)」という考え方があります。小さな
世界(自分)でも大きな世界(社会)でも同じや
り方でデザインできるという考え方です(次ペー
ジ参照)
人が美しいということを感じたり、解りやすい
世界は、単純な構造の繰り返しであるべきという
僕の考えからくるものです。なぜなら、その方が
一人の人間として大きな問題領域に取り組む際に
理解可能な状態を作りだすからです。
これはフラクタルな世界観とも言えますが、もし
かしたら、人が世界を理解(認知)するための最
善の情報のまとめ方かもしれないと思っています。
この前、NHKでやっていましたが北斎の世界的に
有名な「神奈川沖浪裏」の波図にもフラクタルな
要素があることが分かりました。
人が「美しい」、「分かりやすい」と思える構
造の認知を見つけ出し、それにより社会やビジネ
スをデザインする本物をめざしています。
2.One Key for Complex
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「自分、ものづくり、組織、お客様、社会の未来と、未来への懸け橋をデザインする」
家族 製品 サービス 自社 お客様 企業 地域
私 モノづくり 組織 お客様 社会
友達 個人 日本 世界
現状価値
未来価値
ビジョン
コンセプト
要求
手段
プロジェクト視点
プロダクト視点
プログラム視点
日々改善
新意識改革 未来
ビジネス
未来・魅力
現状
ビジネス
現状
価値感
未来のあるべき
価値感
④未来社会からお客様、組織、モノづくり私をデザインする(ビジョナリーとしての責任)
⑤私の視点でものづくり、組織、お客様、社会をデザインする(起きて半畳、寝て一畳の考え)
①未来を
デザインする
②未来価値から
現状価値をデザインする
③現状から未来への
架け橋をデザインする
匠Methodにおけるミクロ・マクロ同一活用の原則
42
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 43
英語版匠Method
ここ半世紀の間に社会もテクノロジーも大きく発展しました。
その結果、人類の未知の領域をプロジェクトで扱うこと多く
なっています。
そのため、計画主導型がなかなかうまくいかずに、試しながら
進めるというAgile(アジャイル)型のプロジェクト活動が注目さ
れ評価されています。その反面、時間軸の伴う重厚長大なプロ
セスは見捨てられることになりました。しかし、今のアジャイ
ルのやり方だけではビジネスの進むべき道を迷走し続けること
になるでしょう。
人類の叡智はもっと進化すべきなのです。
価値からデザインする仮説的なゴールをコンパスとして、そ
こに様々な手段を元に到達するやり方が必要とされています。
匠Methodは、人類の知恵を発展させるために、プロセスの進
化を図るために、近代的なプロセスの在り方として、「分けて、
繋げて、並行で走らせる」といった、上流から下流に流れる従
来のやり方(プロセス)から、セル方式で価値から行動までつなげ
て同時並行的に回す方式に進化させました。
この方法を魚に例えると、魚の骨の部分は匠Methodで仮説的に
デザインしておき、肉の部分をアジャイルに回すというやり方
です。
「3.Value Compass」
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 44
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
匠には誰もがなれるわけではない
匠を目指そうとするものだけに、その権利は与えられる
hagimoto@takumi-businessplace.co.jp
お疲れさまでした
45

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  • 1. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. ビジネスをデザインする 匠Method 1 関西匠塾
  • 2. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 2 匠メソッド概論
  • 3. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 匠Methodで目指した ビジネス企画・開発に求められていること 素早く立ち上げる ビジネス価値が検証できている 小さく立ち上げて大きく成長 ビジネスの変化に耐えられる 実現性のリスクが少ない 3
  • 4. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 日本企業でよくある解決すべき課題(匠Methodの狙い) 4 プロジェクトの目的や価値を見失ってしまう ・ユーザにとって役立たない機能のように思えるけど、まあ決められていることだから仕方がない ・上司に「なぜこの機能が必要かと聞いたら、そんなことは考えなくてよい」と言われた。 メンバー間のコミュニケーション不全 ・プロジェクトが始まった時に、各部門が集まり、何度か打ち合わせしたけど、後はそれぞれバラバラ に仕事を進めているように思える。大丈夫かなと思っていたけどやはり失敗するとはね。 アイデア倒れ・絵に描いた餅 ・誰かが思いついたアイデアを基に企画を進めて開発段階になったけど、ビジネスでどのような メリットがあるかは、あまり考えていなかったのが失敗だったのかなぁ。 ・うちは戦略という言葉で掲げられたものを部門で実現するための戦術のようなものがなくて、ただ 頑張って毎年やっているように思えるけど、戦略で掲げたことも達成できたことがないような? リーダ不在・マネジメント不徹底 ・ユーザから言われたことをただ実行するばかり、こちらから提案することもしなかったように思うし、 ユーザからの要求を全て受け付けて、要求が膨大になってユーザが本当に必要としているも のが見えなくなっているんじゃないかな?。
  • 5. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 匠メソッドの活用領域 ビジネス企画 製品企画 業務改革 企業・中長期戦略 プロジェクト・デザイン キャリア・デザイン 部門デザイン ITシステム・デザイン 匠メソッドはビジネス企画メソッドから発展させてきましたが、様々な領域で 活用可能です。 5
  • 6. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. これまでの計画主導のITプロジェクト Proje ct活動 P D C A 計画主導のITプロジェクトの弱点 ■価値を見失う 計画=>工数=>必要機能=>要求爆発 ■クリエィティブな課題に取り組めない ITを有効に活用できない ■人が育たない(ユーザ企業、IT企業) ビジネス慣習 6 PDCAサイクルによる活動はとても良い習慣ですが、下記の弱点もあります。 PDCAサイクル(サイクル)とは、品質管理を構 築したウォルター・シューハート、エドワーズ・ デミングらが提唱した考え方であり、日本でも広 く定着しています。 業務の中でPDCAサイクルを回すことで、計画、 実施、評価、改善を繰り返すことができるという、 いわばお手本のような仕事の進め方です。
  • 7. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. □ビジネス価値 ・利害関係者の価値 □ビジネス要求 ・変化するために必要 となる活動や行為 □業務モデル(IT活用) ・新しい業務の姿 □活動モデル ・活動内容と計画 ビジネス 価値 業務 活動 要求 7 価値創造サイクル 匠Methodは、価値をデザインして、行動計画につなげるための 「価値創造サイクル」をサポートするメソッドです。 実際の流れ
  • 8. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値創造サイクルの効果 価値 創造 価値 業務 活動 要求 Project 作業 P D C A 第2のサイクル(実施) ・価値が高く、実現性が容易な プランの形成 第1のサイクル(価値創造) ・価値を描き・価値共感と価値検証を行う プラン(P)の前値創造サイクルを入れることで、価値がなく 無理無駄の多いプロジェクトに価を排除できる 8
  • 9. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. ビジネス企画の未来 価値 創造 価値 業務 活動 要求 実施 P D C A 第2のサイクル (実施サイクル) 第1のサイクル(価値創造) 作りが高速化 => 価値創造サイクルに実施サイクルが内包される。 量から質へ モノからサービスへ 作るから創るへ 社会環境の変化による 人の価値観や、経営意識の変化 作るから組合せへ 9 当社製品 「匠Method for Salesforce」
  • 10. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 業務 作用 行動力UP 動機力UP 価値 要求 活動 現状 要求分析ツリー 価値分析モデル 理想 価値デザインモデル ゴール記述モデル 新業務フロー 現業務フロー プロト開発等 戦略的要求の絞り込み 10 change ※「モデル」とは、形式を持った図のことです。 匠メソッド知識体系とモデル 価値の 要素 ※「要求」とは、現状から理想への変化するために 必要となる活動や行為のことです。
  • 11. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 業務 価値 要求 活動 現状 理想 11 各モデルのインクリメンタルな作成 ①価値要素の反映 ③要求の業務実現 ②要求から導き出された価値の反映 ④業務見える化により 具体化された要求の反映 ⑥要求ツリーによる活動の 優先順位付けと落とし込み ⑦活動の見える化による新たな 活動の発見と要求化 ⑧活動から導かれた要求の価値 の検証と反映 ⑤業務から導かれた要求の価値 の検証と反映 モデル作成の基本的な流れ 後方モデルからのフィードバックの流れ 図の解説 各モデルは、下位モデルからのフィードバックを受けることでインク リメンタルに作成されます。下記はその一般的な一例です。
  • 12. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 12 価値の表現
  • 13. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 匠Methodにより価値のデザイン 13
  • 14. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値の表現(自分なりの発見) 14 ストーリーストーリー 人が魅力を感じるモノにはストーリーがある。 もの 価格 機能性 見た目 デザイン 企業のストーリー (アップル) 創造者のストーリー (ジョブズの生きざま) 製品のストーリー (製品の成長・コンセプト) 製品の活用ストーリー (ライフサイクルにおける活用) 表層的価値 深層的価値 一見してわかる いつの間にか人の 心に忍び込む 価値の 持続性 長い短い ※匠Method (2012.4)
  • 15. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 深層的価値とは • 企業のストーリー – 企業のサクセスストーリーを紹介した記事や、それをロゴのデザインとし て取り入れる。企業ストーリーをオフィスデザインに取り入れる企業も多 い。 • 創造者のストーリー – プロダクトを創造した人物そのもの。その人の行動や発言、やり遂げた 事などがストーリー化される。 • 製品のストーリー – どのような価値観を持って生まれ、どのように成長しているか。Howの 手探り、Howからの突き上げにより、どのようなインパクトを世の中に 与えてきたか。 • 製品の活用ストーリー – 製品をユーザのライフサイクルや、ワークスタイルにどう適合しているか を、ストーリーとして表現。匠Methodでは、製品価値を、製品企画段階 にて、内に評価する際にも活用される。また、製品を普及する際には、 この活用ストーリーをプロモーションする。 15
  • 16. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値デザインモデルの作成 16 価値デザインモデルとは、プロジェクトで大切にすべき骨組み部分を形成します。 価値デザインモデルは、「ビジョン」、「3つのコンセプト」、 「言葉(キャッチフレーズ)」、「意味」、「ストーリー」、 「デザイン(ロゴ)」の6つの要素でプロジェクトの価値を表現します。 プロジェクトに対する 皆さんの夢、大きな野望 または志 ビジョンに近づくために重要 とする3つのコンセプト。プロジェクトを一言 でいうと何? (キャッチフレーズ) プロジェクトの 全体が示す 意味を解説 ビジョンに向かって 進む道のりを ストーリー化 プロジェクトの ロゴイメージ
  • 17. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 企業デザイン 17
  • 18. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値からデザインする効果(その1)
  • 19. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値は場所があり、場所には人がいる 「領域(フィールド)とステークホルダーを意識する」 19 ビジネス戦略 業務 オペレーション ユ ー ザ ビ ジ ネ ス システム要求 シ ス テ ム システム 設計・開発 業務戦略 業務 オペレーション 自 社 業 務 活用ユ ー ザ 自社の開発担当 利用者 社員 企業のオーナー 企画担当 企業の業務担当 自社のオーナー 企画担当 自社の業務担当 領域 ステークホルダ
  • 20. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. ステークホルダモデル 20
  • 21. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. ステークホルダ(他人視点)の価値を描く事を努力する事で、既成 概念から脱出し、視野の広いビジネス視点からプロジェクト目的を考える 価値モデル「価値分析モデル」 21
  • 22. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値からデザインする効果(その2)
  • 23. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値モデル「価値分析モデル」 23
  • 24. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. シーズからニーズをプロモーション・ブランド化 するための2つの価値モデル 24
  • 25. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 25 要求の表現
  • 26. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 要求モデルは2つの価値モデルの要素がベースとなる 26 戦略要求 レベル1 レベル2 Step1 価値デザインモデルのビジョンと3つのコンセプトにより、要求分析ツリーの戦略要求 のレベル1とレベル2に持っていく。
  • 27. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 要求モデルは2つの価値モデルの要素がベースとなる 27 Step2 価値分析モデルのプロジェクト目的を要求分析ツリーのレベル3に持っていき、双方をつなげる。 業務要求やIT要求は、価値分析モデルの価値記述の中の「手段」を抜粋して要求として分かりやす い言葉に変える。 戦略要求 レベル1 レベル2 レベル3 要求分析ツリー 目的 手段 目的 手段 ■レベル2とレベル3が連結できない原因と対策 1. 目的の表現が抽象的すぎる ✓ 例えば「売上拡大」と言った目的の場合、コンセプトの上位となります ✓ 対策 「若手層の売り上げ拡大」というようにターゲッティングします ✓ フィードバック 「価値分析モデルの目的も変更します」 2. コンセプトが曖昧すぎる ✓ 例えば「綺麗な銭湯でゆっくり疲れを取る」のような曖昧なコンセプト ✓ の場合、どの目的が下位要求になるかはっきりしません ✓ 対策 具体的なコンセプト表現に変更して「レベル2の戦略要求」とします ✓ フィードバック 「価値デザインモデルのコンセプトも変更します」 3.目的同士が「目的と手段」の関係がある ✓ 目的同士で上下関係があるように思えてコンセプトに繋げにくい ✓ 対策 上位・下位の目的に分類してみて、その中のどこの段階を目的とする かを決め、それ以外は排除あるいは、下位の要求は業務要求とする。 ✓ フィードバック 「残った目的を持って価値分析モデルの目的とし、 価値記述も併せて変更する」 4.目的とコンセプトのタグ名の意味がほぼ同じことを言っている ✓ そもそも2つのモデルで作成したものであり、こういうことも起きます ✓ 対策 どちらかを活かす。目的を活かすとすれば、その上位のコンセプト を再度考えるコンセプトを活かすとすれば、同じ意味を示す目的は排除する ✓ フィードバック 「価値デザインモデルのコンセプトか価値分析モデルの目 的を修正する」
  • 28. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 要求分析ツリーの完成 完成された要求分析ツリーは次の通りです。 28
  • 29. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 29 活動の表現
  • 30. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 活動モデル例「ゴール記述モデル」 30
  • 31. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 活動モデル例「プランニング」 31
  • 32. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. ビジネスを組織で道に迷わずアジャイルする 価値 創造 価 値 業 務 活 動 要 求 Proje ct作 業 P D C A Proje ct作 業 P D C A Project 作業 P D C A イテレーション開発 32
  • 33. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 匠Methodにおける 抽象モデルと具象モデルの関係性 (要求モデル) 抽象モデル 具象モデル (価値モデル) (業務モデル) (活動モデル) 戦略要求 業務要求 IT要求 解決策 抽象モデルの特徴 具象モデルの特徴 抽象化を行うことで本質面での全体像 を的確に捉えることができる。 長所:全体的な合意形成を図りやすい 短所:心に響くものや刺激は少ない リアルなシーンが思い浮かばせるので 心を動かすようなモデルとなる。 長所:自分(達)を動かす原動力になる 短所:全体より部分的なので全体モデル で補完する必要がある。 こんな価値を感じて くれるし、感じられ るんだ。ワクワク。 こんな業務にな るんだ、やって やるぞ! ほんとにできる かな?いや、 やってやるぞ! なるほど! 戦略と業務とITの要求がこういうつながり 方しているんだ、全員納得 33
  • 34. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 匠Methodの全体体系 34 ◆要求分析ツリー ◆ステークホルダ ーモデル ◆価値分析 モデル ◆価値デザイン モデル ◆ビジネスコン テキストフロー ◆SWOT 分析シート ◆匠BSC 戦略マップ ベースモデル 組織モデル ◆ビジネス モデル図 ◆ユーザコンセンサス モデル ビジネスモデル ◆概念モデル◆ユーザトランザクショ ン ◆内部プロセス ◆ゴール記述 モデル ◆システム ユースケース図 ◆初期プラン ◆ビジネス ユースケース図 共通 A.ビジネスアイデアの具体化 ビジネスの仕組み作り B.企業戦略の強化。プロダクトとの 関係性を見える化 C.関連部署が多く、複雑な組織の変革 D.プロジェクトへの 落とし込み E.システム開発への繋ぎ ◆ストーリーボード ビジネスコンテキストフローの派生版 ※その他設計モデルと併せて提案 業務モデルの強化 システムモデル ◆プロダクト ロードマップ F.プロダクトデザイン ◆未来価値 デザインモデル プロダクトデザインモデル コンセプトデザイン モデル
  • 35. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 匠Methodと問題・課題の関係マップ 35 ビジョン コンセプトコンセプト コンセプト 戦略要求 業務要求 IT要求 解決策 問題 問題を見 る視点の 高さを調節 課題 課題 課題 課題 課題 ステークホルダ 価値 価値 価値 価値 匠Methodの が概念要素 未来 将来 の価値 現在 の価値 最終顧客お客様自社
  • 36. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 意志 (Intent) 表現 (Design) 活動 (Activity) 意識 意識 意識 意識参加者 意志、表現、活動
  • 37. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. ○社内、関係者 ・企画段階…認知度向上承認スピードアップ ・開発段階…共通価値・戦略に基づく最適な 活動とプロジェクト力強化 ブランド化 ○社会、市場、お客様 ・魅力的な社会・市場づくり ・購買意欲の向上 ・ファン作り 市場 最終ユーザー 社長 企画 営業 開発 運用業務 当事者たちの想い 自信と誇り 生きがい・やりがい 社会的責任 語りの力 意志 表現 活動
  • 38. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 匠Methodの強化 (表現の強化) ブランド企業と提携新たなソリューション (活動の強化) ・アジャイル等開発ソリューションの強化 ・価値計測 匠Method Value Metrics研究会 (一般化) ・より分かりやすく、入りやすく (学生への啓蒙、匠女子会) 意志 表現 活動 意志の方向性 を計画活動へ ◆価値分析モデル ◆価値デザインモデル ◆要求分析ツリー ◆ゴール記述モデル ◆ビジネスコンテキストフロー or ビジネスモデル図 匠Method 匠Method
  • 39. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 英語版匠Method 39
  • 40. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 40 英語版匠Method 匠Methodは、新たな価値をデザイン するだけではありません。価値をデザイ ンした後、価値から行動に移すための手 法であり、価値から、ビジネス戦略要求、 業務要求、IT活用要求、活動とツリー上 に見える化を行います。 これにより、最適な手段を把握すること で、もっとも価値が高く、効果的な活動 方法を生み出すことができます。 これをスピーディに行うための手法が 匠Methodなのです。 1.Universal Language for Values
  • 41. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 41 英語版匠Method 匠Methodには、「ミクロ・マクロ同一活用の原則 (次ページ)」という考え方があります。小さな 世界(自分)でも大きな世界(社会)でも同じや り方でデザインできるという考え方です(次ペー ジ参照) 人が美しいということを感じたり、解りやすい 世界は、単純な構造の繰り返しであるべきという 僕の考えからくるものです。なぜなら、その方が 一人の人間として大きな問題領域に取り組む際に 理解可能な状態を作りだすからです。 これはフラクタルな世界観とも言えますが、もし かしたら、人が世界を理解(認知)するための最 善の情報のまとめ方かもしれないと思っています。 この前、NHKでやっていましたが北斎の世界的に 有名な「神奈川沖浪裏」の波図にもフラクタルな 要素があることが分かりました。 人が「美しい」、「分かりやすい」と思える構 造の認知を見つけ出し、それにより社会やビジネ スをデザインする本物をめざしています。 2.One Key for Complex
  • 42. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 「自分、ものづくり、組織、お客様、社会の未来と、未来への懸け橋をデザインする」 家族 製品 サービス 自社 お客様 企業 地域 私 モノづくり 組織 お客様 社会 友達 個人 日本 世界 現状価値 未来価値 ビジョン コンセプト 要求 手段 プロジェクト視点 プロダクト視点 プログラム視点 日々改善 新意識改革 未来 ビジネス 未来・魅力 現状 ビジネス 現状 価値感 未来のあるべき 価値感 ④未来社会からお客様、組織、モノづくり私をデザインする(ビジョナリーとしての責任) ⑤私の視点でものづくり、組織、お客様、社会をデザインする(起きて半畳、寝て一畳の考え) ①未来を デザインする ②未来価値から 現状価値をデザインする ③現状から未来への 架け橋をデザインする 匠Methodにおけるミクロ・マクロ同一活用の原則 42
  • 43. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 43 英語版匠Method ここ半世紀の間に社会もテクノロジーも大きく発展しました。 その結果、人類の未知の領域をプロジェクトで扱うこと多く なっています。 そのため、計画主導型がなかなかうまくいかずに、試しながら 進めるというAgile(アジャイル)型のプロジェクト活動が注目さ れ評価されています。その反面、時間軸の伴う重厚長大なプロ セスは見捨てられることになりました。しかし、今のアジャイ ルのやり方だけではビジネスの進むべき道を迷走し続けること になるでしょう。 人類の叡智はもっと進化すべきなのです。 価値からデザインする仮説的なゴールをコンパスとして、そ こに様々な手段を元に到達するやり方が必要とされています。 匠Methodは、人類の知恵を発展させるために、プロセスの進 化を図るために、近代的なプロセスの在り方として、「分けて、 繋げて、並行で走らせる」といった、上流から下流に流れる従 来のやり方(プロセス)から、セル方式で価値から行動までつなげ て同時並行的に回す方式に進化させました。 この方法を魚に例えると、魚の骨の部分は匠Methodで仮説的に デザインしておき、肉の部分をアジャイルに回すというやり方 です。 「3.Value Compass」
  • 44. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 44
  • 45. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 匠には誰もがなれるわけではない 匠を目指そうとするものだけに、その権利は与えられる hagimoto@takumi-businessplace.co.jp お疲れさまでした 45