サブタイトル： 　成果を出す組織になる５つの習慣 講演日時： 　【LT74】2014/6/4 16:10 - 17:10 　【LT109】2014/6/5 13:30-14:30 講師名： 　Goalous Team 菊池 厚平 「うちの部はどこへいこうとしてる？」「他の部門ってなにしてるの？」「全然協力し合えてないないよね？」社員からこんなぼやきや疑問が生まれるのはなぜでしょうか。それは、組織に属する人全員の【目標】や【活動】をオープンにしていないことに真の原因があります。見えなければ認識はうまれないのです。 多くの企業が採用している紙やエクセルを用いた「目標による管理」は、評価のために使っているような現在の運用手法では、社員を自律・意欲的に目標を意識できる状態にするのは困難です。また、個人個人の評価を気にするあまりに「社員同士が協力しあって目標達成を目指す」というチームの本来的な目的を失っています。そんな状態の中で、チーム力を強化するなんて、できっこありません！ 目標管理の世界にイノベーションを起こすべく、決定的な「新しい習慣」をお届けいたします。

1. ∼成果を出す組織になる５つの習慣∼
Goalous Team
菊池厚平／Kohei Kikuchi
なぜあなたの会社は
目標達成できないのか

2. はじめに

3. 自己紹介
菊池 厚平 / きくち こうへい
余命：４５年
株式会社ISAO
たのしい をうみだしとどける

4. ニッポン発！
億人を熱くするサービス実現
ISAO

5. 大事なコト、
いい忘れました

6. こぶ

7. うに

8. やま

10. [ ]現状
[ ]チーム力
[ ]５つの
習慣
[ ]方法を
ご提案
チーム力で成果をだす

11. 現状をみつめる
目標管理の

12. Management byObject
MBO
Management by objectives…
目標管理

13. MBO導入率
73.8%
Source: 労務行政研究所「2010年1月人事労務諸制度実施状況調査」

14. 導入率（％）
0
25
50
75
100
西暦（年）
1989 1991 1993 1995 1997 2001 2004 2007 2010
MBO導入率の変化
Source: 労務行政研究所 労政時報より

15. 処遇への反映率
98.4%
Source: 労務行政研究所「2010年1月人事労務諸制度実施状況調査」

16. 「ところで、MBOはうまく回っていますか？」

17. No!

18. No!

19. 目標管理 = 評価のしくみ
なぜか、こんな図式に…

20. 真顔でこう答えるのです
「組織目的」と関連づけた目標を、
本人に権限委譲した上で、
自己統制に基づいて遂行させ、
!
その目標の「達成度」に照らして
個人を「評価」する制度である。

21. こういう人事もいるのでは？！
評価されるんだから、
怖いでしょ？

22. 回避型モチベーション
回避型モチベーション
ペナルティで恐怖心にはたらきかける…

23. そうして形骸化していく
わからないように、
カンタンな目標にすればいい
達成度で評価されるなら…

24. そうして形骸化していく
わからないように、
隠し球をもてばいい
達成度で評価されるなら…

25. そうして形骸化していく
あいまいに書いて、
凄いことをしたように
表現すればいい。
達成度で評価されるなら…

26. そうして形骸化していく
MBOは、
どんどん形骸化します。

27. ドラッカーのマネジメント論
チャレンジ目標を
自己統制で
意欲的に目指すこと。
ドラッカーがもともといってたのは…

28. 現在のまとめ。
従業員が
働きがいを得られるMBO
とはなっていない。

29. 企業はどこかに向かうのだから
でもMBOは必要だ！
企業はヴィジョンへ向かうわけですから…

30. 組織にとって大事な
価値はなんだろう
では、

31. チーム力

32. チームとは？
グループ チーム

34. チームの意味
ある目標を共有し、
お互いに協働する集団。
チームとは…

35. チームとは？
ただの 集団 から
チームへ！

36. チームとしての、
目標の目指し方

37. チームとしての力
１人で目指す

38. チームとしての力
２人で目指す
その1
ムダが生じる

39. チームとしての力
・本当は何をめざしてたっけ？
・こんなにキレイにわけられる？
・最大の力がでてる？
不明
２人で目指す
その2

40. チームとしての力
チームで目指す
最大の力となる

41. 繰り返します
同じ目標を共有し、
チームで目指すことで、
最大の力が発揮される！

42. 目標への力だけではない
人材育成

43. 目標への力だけではない
働きがい

44. チームになっていますか？

45. いいチームってなんですか？

46. ①管理
②リーダーシップ
[ ]
目標
チーム運営にとって重要な視点とは！？

47. 1. 「管理」という視点
２. 「リーダーシップ」という視点

48. 「上司」→「部下」の視点
「あなたどこにいるの？」
管理するおやじ

49. 目標どうする？
こんな感じで…
「上司」→「部下」の視点

50. 半年経過…
「上司」→「部下」の視点

51. なにができた？
それなりに
がんばってます！
「上司」→「部下」の視点

52. これをおやじが部下を
ツメる
というらしい
「上司」→「部下」の視点

53. パフォーマンスレビューはチームワークを阻害する
Source: SAMUEL A. CULBERT
http://online.wsj.com/news/articles/SB122426318874844933?mod=WSJ_mgmt_promo_left&mg=reno64-wsj&url=http%3A%2F%2Fonline.wsj.com%2Farticle%2FSB122426318874844933.html%3Fmod%3DWSJ_mgmt_promo_left
おやじのレビューは、
機能不全の ごっこ にすぎない

54. プレビューの導入を！
おやじの権威と力の優位性を保持
することを目的とした
脅迫なのである
Source: SAMUEL A. CULBERT
http://online.wsj.com/news/articles/SB122426318874844933?mod=WSJ_mgmt_promo_left&mg=reno64-wsj&url=http%3A%2F%2Fonline.wsj.com%2Farticle%2FSB122426318874844933.html%3Fmod%3DWSJ_mgmt_promo_left

55. プレビューの導入を！
「あなたは私のために
何をしましたか？」
「チームとして、
どのように一緒に働こうか？」

56. プレビューの導入を！
未来にフォーカスした
プレビュー
が理想的！！

57. 力の共有を！
命令系統ではなく
あくまで
「協働」する

58. いいチームとは？
1. 「管理」という視点
２. 「リーダーシップ」という視点

59. 「リーダー」▶「メンバー」の視点
「はい、あなたはあるプロジェクトの
リーダーになりました。
まず何をしますか？」
「ひとり一人と話します！」

60. JAXAからの問題 その１
「火星にて、地球に帰るまでの燃料がギリギリのとき
どう判断しますか？」
(1) 与えられたミッションを最後までやり遂げよう！それが宇宙飛行士だ！
(2) 途中で燃料が切れたら大変だ。ミッションを中止して地球へ帰ろう！
(3) どうしたら良いのかわからない。みんなの意見を聞かせてくれ。
Source: 「宇宙飛行士の訓練に学ぶチームワークとは? - JAXA×東急ハンズイベント」より
http://news.mynavi.jp/articles/2013/09/20/jaxateam/

61. JAXAからの問題の正解
(2) 途中で燃料が切れたら大変だ。
ミッションを中止して地球へ帰ろう！

62. JAXAからの問題 その２
あなたは、１０人でチームを組みました。
次のうち、一番早くミッションを成功させられるのは
どのチームでしょうか？
(A) 3人がみんなの意見に賛成する
(B) 3人が何事にも反対する
(C) メンバー全員が自由に意見を言い合える
(D) 3人が相互理解の促進に努力する
(E) 3人が聞き上手・褒め上手である
Source: 「宇宙飛行士の訓練に学ぶチームワークとは? - JAXA×東急ハンズイベント」より
http://news.mynavi.jp/articles/2013/09/20/jaxateam/

63. JAXAからの問題の正解
(D) 3人が相互理解の促進に努力する

64. まとめ
!
よいチームには、
よい 管理者の条件と
よい リーダの条件がある！！

65. 管理者は未来を語り、
未来に自信をつけさせる
環境を整える。
管理者の条件

66. リーダーの条件
リーダーは目標を示す。
そしてみんなと
理解しあうだけでいい。

67. ５つの習慣

68. クリアな目標をつくる
１

69. カナラズヤ ナヲ タダサンカ
必也正名乎
by 孔子

70. 目的と目標
みんながいたいと思う
会社にしたい！
いつまでに？
何をどのくらい？
目的
２０１６年、
離職率を１０％
目標

71. クリアでないと
「2015年3月」までに、
「人財採用ページを改善する」

72. クリアでないと
「改善」ってなに？！

73. アクションプランが立てられない
目標がクリアでないと、
アクションプランがつくれないのです！

74. クリアにする
「2015年3月」までに、
「人財採用ページからの応募件数を
100件以上とする」

75. クリアな目標をつくる
「そんなの知ってるよ。
S.M.A.R.T.ゴールでしょ？」

76. SMART
Specific ：具体的に特定されている
Measurable ：測定できる
Attainable ：達成できる
Relevant ：関係性をもった
Time-bound ：期限が明確な

77. 測定するということ
Measurable : 測定可能
数値 ＋ 単位

78. 測定するということ
人財募集ページからの応募件数
応募します
応募します
応募します
応募します
応募します
ふむ、５件だ

79. 測定するということ
「あなたを100回愛する」
のとき、どうなりますか？

80. 測定するということ
「相手のためにどの位の時間【時】を使ったかだ」
「相手をどれだけ経済的【円】に支えたかだ」
「愛する」というのは…
「いってらしゃい、をどれだけ大声【dB】いったかだ」

81. 測定するということ
「愛する」というのは、
測る物差しがありません。
!
これを測るということは、
「愛とは何か」
を決めることと同じなんです。

82. 測定するということ
対象を絞り込んで、
それを測るモノサシをチョイスする。

83. 目標を毎日見る
2

84. 目標を毎日見る
行動意欲
現在 未来
目標作成時
意識しない
見えている
見えていて進 を感じている

85. 目標を毎日見る
見る
動く
見る
動く
見る
動く
目標達成！
シンプルなことだと思うのです

86. 18%

87. 日々意識する
「目標をオープンに掲げて
チームの意識にあげる」
ということ

88. ワイワイとコラボる
3

89. ワイワイとコラボる
旧式
垂直コラボ
コンセンサスが
コラボを阻害！

90. ワイワイとコラボる
新式
水平コラボ
リーダー
メンバ

91. ワイワイとコラボる
旧式、
垂直コラボ
これから、
水平コラボ

92. 水平コラボは
水平コラボは、広範囲で短期間。
!
部門横断型、顧客、
ビジネスパートナー、
研究機関、競合相手…
エキスパートで組んでいく。

93. ワイワイとコラボる
最新のITが
コラボを容易にしている
!
＜地理・時間帯・組織の境界＞

94. 目標を共有するカルチャー
を形成する
コラボるためには…

95. 透明性の時代
ワイワイとコラボる

96. ワイワイとコラボる
より多くの情報があればよりよい選択ができ、
大きなインパクトを与えられます。
Mark Zuckerberg

97. アクティビティをシェアする
4

98. System Thinking
システム・シンキング
全員がチーム全体を捉える視点
をもつことが重要だ

99. 因果ループ
システム開発成功数営業訪問数
営業人数
案件数 チーム内での談笑機会
職場の雰囲気+
+
+
+
++
+
だれも全体を知らない
システム開発成功数が少なくないか？

100. これをやりましょう
自分が何をしたのか
を言語化すればいい

101. 自分がチームに貢献している
ということを意識させること

102. 見えていない現場は壊れる。
見えている現場は創れる。
Source: 遠藤功著「見える化」より

103. ほめる
5

104. ほめる
いきなりスミマセンが、
ちょっと
クリックしてください。
指令！

105. ほめる
君、クリック上手だね！

106. ほめる
人に教えたくなるクリックだ！

107. ほめる
いいぞ！いいぞ！その調子！

108. ほめる
よくそんなに
上手なクリックができるね！

109. ほめる
いままでで
最高のクリックだよ！

110. ほめる
僕は君のクリックを
誇りに思うよ！

111. ほめる
はい、おしまい

112. Source: http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0048174
ほめられると成績が改善した、という研究。
成績の改善のグラフ
成績の改善率（％）
0
5
10
15
20
自分がほめられる 他人がほめられる ほめられない 自然科学研究機構生理学研究所, ‘12
「自分がほめられる」と
成績が改善する！

113. ほめられるということは、
金銭にも匹敵する
社会的な報酬となる

114. 「今日、誰かをほめましたか？」

115. 成果をあげるための
５つの習慣
振り返ります。

116. クリアな目標をつくる
１

117. 目標を毎日見る
2

118. ワイワイとコラボる
3

119. アクティビティをシェアする
4

120. ほめる
5

121. Goalous 紹介
ゴーラス

122. これからのMBO
チーム力をあげること。
!
結果として、
働きがいを得て業績があがる。
これからのMBOは？！

124. 現在のWebインターフェース

125. 社内外からさまざまな
フィードバック。
改善版を開発中！

126. Goalousとは、
チーム力向上の
スパイラルをうみだす
Webツールです
Goal

127. Goalous、
3つコンセプト

128. 目標：9月30日までに、新規人員を10人採用する
コンセプト１：目標と主な成果
33%
主な成果01：採用基準書が承認されている
主な成果02：採用計画書が承認されている
主な成果03：採用Webページがオープンしている
目標の進捗率

129. チーム
コンセプト２：コーチとメンバー
コーチ
メンバー

130. コンセプト３：評価
コーチ
評価者1,2,3
メンバー
評価
評価
評価
評価
最終
評価
人事部

131. Goalousの機能を５つ
ご紹介

132. 機能１：目標をオープンにする
チームの
すべての目標が
参照可能！
1

133. ISAOの例 １

134. この目標のフォロワー数(注目度)が
No.1！

135. 機能２：アクティビティをオープンにする
だれが何をしたかが
リアルタイムに
とんでくる！
2

136. 機能３：気軽に貢献
誰かの目標に
自由に
貢献できる
[ ]+
貢献！
貢献！
貢献！
3

137. ISAOの例 ２

138. SEO というキーワードで
社内エキスパートが名乗
り出て、コラボが発生！

139. 機能４：ぜんぶが見える
会社全体の
動きが
見える
チーム力
0
25
50
75
100
April May June July
進捗率
24%
76%
55↗
貢献数4

140. 機能５：ほめる
バッジをわたして
互いを
ほめ合える！
5

141. ISAOの例 ３

142. 営業メンバーの成果を
ほめたたえ、
モチベーションUP！

143. Facebook : https://facebook.com/goalous

145. https://www.goalous.com
contact@goalous.com
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