皮下輸液を臨床現場で使えるようになりましょう。

1. 実践しよう！皮下輸液。
Daisuke Yamamoto
Department of Neurology, Shonan Kamakura General Hospital

2. 末梢ルート確保が困難になった場合は、
積極的に考慮しよう。
緩和的対応ではよき適応。

3. 黄色のサーフローを皮下に留置し、
点滴をつなぐだけ。
一日一本でよい。

4. 腹壁がやりやすいと思います。

6. 穿刺部位を数日置きにローテーション。
留置部位の皮膚状況の観察。

7. 現実的には：
メイン ソルデム３A＋ビタミン一式 一日一本
抗菌薬 セフトリアキソン1g + 生食 50ml 一日一回

8. セフトリアキソンの選択理由 →
一日一回でよい、腎障害でも使用可能

9. 結構うまくいっている。有害事象もなし。

10. まとめ
• 無理してルートは取らなくてもいい。
• ルートが取れない場合は皮下輸液にできな
いか検討する。
• BSCの場合は、一日一本で十分。その方が体
の負担が少なくて楽である。
• 抗菌薬投与も可能である（セフトリアキソン）